20歳のニック・ダンラップが2024年PGAツアー『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』に選出。アマチュアとして歴史的勝利を収め、プロ転向後も活躍中。
要約すると2024年のPGAツアー『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』に20歳のニック・ダンラップが選ばれたことが発表された。
ダンラップは、アラバマ州大の2年生として生活する予定だったが、1月にカリフォルニア州パーム・スプリングスで行われた「ザ・アメリカンエキスプレス」にスポンサー推薦で出場し、アマチュアとして歴史的な勝利を収めた。
彼は3日目に「60」を記録し、最終日には逃げ切って初優勝を果たした。
これはアマチュア選手の勝利として1991年のフィル・ミケルソン以来33年ぶりの快挙であった。
ダンラップは2021年に「全米ジュニアアマチュア」と2023年の「全米アマチュア選手権」を制し、タイガー・ウッズに並ぶ記録を持つ選手でもある。
この勝利をきっかけにプロ転向を決意し、「夢の中で生きている」と語る彼は、プロ転向後は予選落ちが続いたが、7月の「バラクーダ選手権」でツアー2勝目を挙げた。
これにより、同一シーズンにアマチュアとプロとして勝利を挙げた初の選手となった。
今シーズンは23試合に出場し、2勝を挙げ、フェデックスカップ・ランキングでは49位に入り、来季のシグネチャーイベントへの出場資格も得た。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーはPGAツアー選手の投票で決まるもので、ダンラップは57%の得票を獲得。
「この賞は本当に特別」と語り、プロとしての1年で多くのことを学んだと感慨深げに語った。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c1875c7406b40cf90c0f4f3e22cb1a9b2214d1df