日銀は政策金利を据え置き、追加利上げを見送りました。円安が進み、一時1ドル157円台に。賃金動向が利上げのカギで、消費回復には賃上げが不可欠とされています。
この決定に伴い、円相場は一時1ドル157円台まで下落し、約5カ月ぶりの円安水準を記録しました。
植田総裁は、賃金と物価の好循環が経済にとって重要であり、持続可能な賃上げが実現しない限り利上げは難しいとの認識を示しました。
特に、賃金動向についてはさらなる情報が必要であると強調しています。
また、米国のトランプ次期大統領の経済政策の不確実性も影響しており、日銀は慎重な姿勢を保っています。
経済アナリストの馬渕磨理子氏は、日本の経済状況がまだ弱い中での利上げ見送りは当然の判断であり、持続可能な賃金の上昇が確認されるまで利上げは難しいと述べています。
さらに、消費回復の鍵となる限界消費性向は低水準にあり、国民が所得の増加を消費に回さない傾向が示されています。
このように、物価と賃金の上昇は見られるものの、消費への好循環はまだ実現されていないとの見解が示されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d991be9fb629323557be57aee8e28d10f50744de
日銀が利上げを見送ったことに対するコメントでは、円安の進行と物価上昇のリスクが多くの人々にとって重要な問題として取り上げられました。
特に、日銀総裁の金融政策に対する不満が目立ち、彼の発言が市場に与える影響について疑問を呈する声もありました。
利上げが必要とする意見がある一方で、経済状況が厳しい中での金利上昇には慎重になるべきとの意見もありました。
円安による生活費の上昇が国民の生活に直接的な影響を与えるため、日銀の政策がどのように経済に作用するのかが注目されていました。
また、賃金と物価の好循環を目指すべきとの意見もあり、政府の消費税減税などの対策が求められるとの声がありました。
コメントの中には、日銀の対応に対する批判や、政府と日銀の連携の必要性を訴えるものもありました。
全体として、国民の生活に直結する問題として、日銀の政策に対する関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
現在の日銀総裁には金融の正常化という言葉は通じないのかもしれない。
円安だから金利をあげろー！と単純にとなえる人がいますが、それこそ経済音痴！！
もはや利上げしても円高＆物価安になるとは限りません。
金利上昇による直接的な影響は家計にはあまり大きくない。
今回は、単なる利上げ見送りだけでなく春闘の状況まで言及したのは、言い過ぎではないか？