BMW「イセッタ300」がオークションで420万円で落札され、バブルカーの人気が再確認されました。クラシックカー市場の動向にも影響がありそうです。
この落札は、毎年開催される「ハーシーズ・チョコレートワールド」のクラシックカーミーティングにおいて行われたもので、特に注目を集めました。
イセッタはもともとイタリアの「イゾ」社が開発したマイクロカーで、1953年にデビューしましたが、販売には至りませんでした。
その後、BMWがライセンスを取得し、1955年から1962年まで生産されました。
BMWは、イゾの2ストロークエンジンを4ストロークエンジンに変更し、イセッタのスタイリングを改良。
特に1956年には「イセッタ300」が登場し、同車は単気筒車のベストセラーとなりました。
イセッタは可愛らしい外観と燃費の良さで多くの支持を受け、経済的な移動手段としても評価されました。
今回のオークション結果は、バブルカーの人気が依然として高いことを示しており、今後の市場動向にも影響を与える可能性があります。
バブルカー市場は徐々に落ち着きを見せていますが、イセッタのようなクラシックモデルは依然としてコレクターや愛好者にとって魅力的な存在です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bcd48875a9997ef446ffe2f2cdfb9eaf9fd465ca
BMWイセッタ300が420万円で落札されたニュースに対して、ネット上では多様なコメントが寄せられました。
多くの人々がイセッタの独特なデザインや魅力に触れ、バブルカーの人気が再燃していることに驚きの声を上げていました。
特に、イセッタのドアのデザインに関する話題が盛り上がり、冷蔵庫を作っていた会社が関与しているという誤解を解くコメントもありました。
設計者であるエルメデジオ・プレーティ氏の経歴に触れ、彼がグライダー設計の経験を活かしてイセッタのデザインを行ったことが紹介され、興味深い情報として受け取られていました。
さらに、20年以上前には日本で50〜60万円で購入できたことを懐かしむ声もあり、現在の価格とのギャップに驚く人も多かったです。
また、イギリス仕様の3輪モデルに対する好みを述べる意見もあったことから、イセッタのバリエーションに対する関心も高まっていることが伺えました。
全体的に、イセッタに対する愛着や興味が感じられるコメントが多数寄せられ、バブルカーの魅力が再確認された様子でした。
ネットコメントを一部抜粋
良く「冷蔵庫を作っていたイソ社だから、イセッタのドアにもその癖が出た」と言われた。
イセッタを設計したのはエルメデジオ・プレーティさんだったそうだ。
学生時代からグライダーの設計をしていた方だったらしい。
20年以上前は日本でも50-60万円ぐらい買えた。
買うならイギリス仕様の3輪がいいなと感じた。