梅原幸雄氏の盗作疑惑と画壇の過去

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日本画家梅原幸雄氏が盗作疑惑を訴え、理事解任処分に反発。過去の騒動を巡り、倫理委員会のメンバーに疑問を呈し、法廷で争う姿勢を示している。

要約すると日本画家の梅原幸雄氏が、昨年の「春の院展」で出品した作品が、同じく日本美術院の会員である國司華子氏の作品に似ているとして、盗作疑惑がかけられた。

この疑惑により、梅原氏は理事解任と展覧会への出品停止処分を受けたが、彼は「天地神明に誓って盗作はしていない」と主張し、処分の無効を求めて提訴している。

梅原氏は、倫理委員会の審議に参加していた理事の中に、過去に盗作騒動を引き起こした下田義寬氏がいたことに疑問を呈している。

下田氏は1978年に同人入りし、数十点の作品に外国の写真を無断で使用していたことが発覚し、藝大を辞職する事態に至った。

梅原氏は、下田氏が復帰した背景には、当時の日本美術院のトップであった平山郁夫氏の影響があったと指摘している。

梅原氏の作品と國司氏の作品を比較すると、確かに構図や髪型が似ている部分があるが、梅原氏は偶然の一致だと反論している。

現在、彼はこの問題を巡って法廷で争っており、過去の騒動を引き合いに出しながら、自身の無実を訴えている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c5260fc1d65f9980227aecbe14fd0aef9ad98da0

ネットのコメント

梅原幸雄氏の盗作疑惑に関するネットのコメントは、主に作品の類似性や、盗作の判断基準についての意見が寄せられました。

多くのコメントは、似た構図の作品が数多く存在することを指摘し、これをもって盗作とするのは難しいという立場を示しました。

また、参考にすることとトレースすることの違いについても言及され、個人的には「参考にする」程度であれば問題ではないとする意見がありました。

さらに、盗作の判断基準として、裁判での立証が重要であることや、過去の事例を引き合いに出して、今回の件がどう扱われるかに疑問を呈するコメントも見受けられました。

画壇の権力構造に関しては、権威のある画家同士の相互評価や、権力を持つ人々の行動が問題視されることもありました。

このように、盗作疑惑の背景には、技術的な問題だけでなく、社会的な要因も絡み合っていることが明らかになりました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 当時おおた慶文さんが画集を出され、美しい透明水彩の少女たちに魅せられました。

  • 漫画作品にも時々トレース疑惑が持ち上がりますが、「参考にする」と「トレースする」のには明確な違いがあります。

  • 確かに似てはいるが、こんな人物画は山ほどありそうです。

  • 構図としてありふれたもののように思います。

  • 盗作ではない。

    元画とされる絵の方が全然良いと思います。

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