シャープが堺工場の土地建物をソフトバンクに約1000億円で譲渡し、AIデータセンターを2026年度中に稼働予定。
譲渡の対象となるのは、約45万平方メートルの土地と約84万平方メートルの延床面積を持つ建物です。
この譲渡は、ソフトバンクがAI(人工知能)に特化した大規模データセンターを構築するためのもので、シャープとの交渉が進められていました。
シャープの取締役会では、沖津雅浩社長兼CEOに譲渡に関する一任を決議し、今後も契約締結に向けた協議を続ける方針です。
ソフトバンクは、AIデータセンターの運用に必要な250メガワット規模の電力供給を条件として土地と建物の購入を進める意向を示しています。
買い取り手続きが完了次第、AIデータセンターへの転換工事を開始し、2026年度中には受電容量約150メガワットのデータセンターを稼働させる計画です。
シャープは、テレビ需要の減少や中国製品の影響による液晶パネル価格の低下で、液晶パネル事業が赤字を続けており、2023年度も2期連続の赤字が見込まれています。
これに伴い、堺工場の稼働を2023年9月末までに停止することを発表しており、社長は生産停止後の事業展開として、インド企業への技術支援やAIデータセンター関連ビジネスに注力する意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bf097d74c889f8c0bdd3189375a87c104054f44b
シャープが堺工場をソフトバンクに譲渡し、AIデータセンターに転換したニュースに対するコメントは、様々な視点からの意見が寄せられました。
まず、外資の参入に対する懸念が強く、特に過去の経験から、外国企業が技術を奪った後に撤退するケースが多いことが指摘されました。
これに対して、ソフトバンクがシャープの巨額投資の失敗を低価格で引き受け、成長分野であるデータセンターに投資する戦略を評価する声もありました。
具体的には、データセンターの価値や必要な設備についての疑問が呈され、冷却設備や電気設備がどのように整備されるのかに関心が寄せられました。
また、ソフトバンクが堺の土地と建物をどのように活用するのかについての期待も見られました。
さらに、シャープの経営状況や過去の撤退についての懸念が示され、外国企業の影響が企業に与える影響についての議論もありました。
全体として、今回の譲渡に対する期待と懸念が入り混じったコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
堺工場はシャープの大元の工場ではないです、
さすがソフトバンク、シャープの巨額の投資の失敗を格安で買いたたき、
場所のリースじゃなく売却か、データセンターに1000億の価値があるのか、
海外の投資ファンドとかに売られなくて良かった!
先日、孫さんが「革ジャン」と仲良くしていたのは、これがあったからなんですね。