主要な暗号資産が暴落し、特にドージコインが11%の下落を記録。市場の強気過ぎるセンチメントが原因とQCPが分析。ビットコインも影響を受け、リスク回避の動きが広がっています。
この下落は、ビットコイン(BTC)やソラナ(SOL)、イーサリアム(ETH)、カルダノ(ADA)など、他の主要な仮想通貨にも影響を及ぼしています。
ビットコインは過去24時間で4.2%下落し、全体的な市場心理がリスク回避に傾いていることが背景にあります。
特に、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)の発表後、投資家の利食い売りが相次ぎ、これが市場の不安を助長しました。
CoinDesk20指数(CD20)は5.5%の下落を記録し、先物市場では8億9000万ドル以上のポジションが清算されました。
FOMCのタカ派的な姿勢も影響しており、FRBのジェローム・パウエル議長が2025年に利下げを示唆したことが、投資家の不安を引き起こしました。
シンガポールに拠点を置くQCPキャピタルは、この暴落の根本的な原因は市場の強気すぎるポジショニングにあると分析しています。
特に、アメリカの選挙以降、リスク資産は一方的に上昇しており、市場はショックに対して非常に脆弱な状態にあると指摘しています。
通常、12月は「サンタクロースラリー」と呼ばれる強気な時期ですが、今年はこのトレンドが崩れた形です。
過去8年間のデータによると、ビットコインは12月に6回プラスで終えており、最大46%の上昇を見せた年もありましたが、今年はその期待が裏切られています。
季節性の影響や、利益確定売りのタイミング、ホリデーシーズン前の需要の高まりなど、さまざまな要因が考えられますが、現在の市場状況は非常に厳しいものとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/22e01732855d0b24fed97b061e8b0f2c8c3753fa
コメントの内容では、暗号資産の暴落に対する様々な意見が寄せられていました。
多くの人が、今回の下落はバブルの一環であり、過度に楽観的な状況が続いていると感じていたようです。
特に、米株価と同様にこの程度の下げは大したことではないとする意見があり、年明けには回復するのではないかという期待も見られました。
また、投資家たちは冷静に市場を見つめ、今後のリスクを考慮しつつも、長期的には保有している資産が価値を増すことを願っている様子が伺えました。
中には、短期的な変動に一喜一憂せず、静観する姿勢を持つ人も多かったようです。
さらに、暗号通貨の特性として、急激な価格変動が日常的に起こることを理解し、耐えることが重要だと考えているコメントもありました。
全体として、暗号資産に対する熱意や期待が根強く、来年の市場に希望を持っている様子が感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
それがバブルってものなので。
米株価もそうだけどこの程度の下げは全く大したレベルではない。
今は何が起きても静観です。
暗号通貨で-11%なんていつもの誤差。
ここをしっかり耐えて、いい思い出になる未来が待ち遠しい。