カーオーディオシステムを向上させるためのイコライザー操作法を解説。一般ユーザーでもできる簡単な調整テクニックを紹介します。
要約するとカーオーディオシステムを本格化させるためには、デジタル信号処理(DSP)の使用が不可欠です。
この記事では、特に「イコライザー」の操作方法に焦点を当てており、前回に引き続き、一般ユーザーがプロのようにイコライザーを使いこなすためのテクニックを紹介しています。
イコライザーは、サウンドの味付けをするだけでなく、車内の狭い空間特有の反射音による周波数特性の乱れを補正するために使用されることが多いです。
プロの技術者は、特定の楽曲を再生し、正しい音との違いを見極めて調整しますが、一般ユーザーにとってはそのような高い技術を習得するのは難しいため、別のアプローチが必要です。
今回の記事では、テスト信号を使って1バンドごとに音量をチェックする方法と、スマホアプリを利用した簡易的な測定方法を提案しています。
具体的には、31バンドイコライザーの各バンドに対してテスト信号を再生し、音量のピークやディップを見つけ出すことで、イコライザーでの調整を行います。
また、測定器アプリを使い、ピンクノイズを再生して周波数帯のピークやディップを確認する方法も紹介されています。
ただし、スマホのマイク性能に影響されるため、あくまで参考程度にとどめるべきです。
静かな環境で測定を行うことが重要で、次回はDSPがどのようなケースで効果を発揮するのかについても触れる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/55ca1a45e6fcffd96b3b9de6aa0eb17e6a57d942