韓国のハンファグループが米フィリ造船所を買収し、米軍艦艇の建造拠点としての役割を目指す。高付加価値船舶の生産や自動運航技術の開発を進め、米軍艦艇の受注を狙う計画だ。
この買収は、ハンファ・オーシャンとハンファ・システムが共同で行い、合計1億ドルでフィリ造船所の持分を取得した。
フィリ造船所は、米東部沿岸の海軍基地に隣接し、1997年に設立された比較的新しい造船所で、米国の大型商船の約50%がここで建造されている。
ハンファグループは、北米市場での拠点として同造船所を活用し、高付加価値船舶の生産や次世代自動運航技術の開発を進める計画だ。
また、米国の軍艦建造は海外での建造が禁止されているため、現地の造船所を買収することで米軍艦艇の受注を狙っている。
米海軍は、中国の海軍力の増強に対抗するため、2042年までに381隻の軍艦が必要と見込んでおり、現在の296隻では不足している。
ハンファグループは、フィリ造船所を米海軍の艦艇建造およびメンテナンス事業の重要拠点として活用し、グローバル海洋防衛産業での立ち位置を強化する重要な転換点になると期待している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/670fee1b26267525ed53d13d5051704f12076432
ハンファグループが米フィリ造船所を買収したニュースに対するコメントは、主に韓国の軍艦建造技術や情報漏洩のリスクに関する懸念で構成されていました。
多くのコメントが、韓国が米国からの軍事技術移転を受けられない状況を指摘し、特に北朝鮮のハッキングや、中国製監視カメラの使用が影響しているのではないかと論じられていました。
また、米国が軍艦建造に必要な技術を持つ造船所を海外企業に買収されることを許可するとは考えにくいという意見もありました。
さらに、韓国が米軍艦の建造を行うことに対して、韓国の技術力や品質に対する不安が示され、米軍が機密情報を漏らすリスクを抱えることはないだろうという意見が多く見受けられました。
韓国の造船産業への参入は、米軍の意向が影響しているとの見解もあり、特にアメリカの造船産業が最新技術を導入する必要があるとの指摘がありました。
全体として、韓国の造船所が米軍艦の受注や製造を行うことに対しては懐疑的な意見が多く、韓国の政治情勢や経済状況が今後の影響を与えるのではないかという見方もありました。
ネットコメントを一部抜粋
韓国型戦闘機の開発で米国は主要技術移転を拒否、
当然だけど、軍艦は一般の艦艇とは違った技術で建造される
アメリカの防衛産業の一部が海外企業だったとは驚きで、
韓国政治が混乱中の最中、景気の良さそうな報道をし続けるが、
米軍海軍は発注するなら技術の漏洩に注意。