「M-1グランプリ2024」で令和ロマンが初の2連覇を達成。過去最多の1万330組がエントリーし、審査員も豪華な面々が揃った中、感動的な大会となった。
昨年、彼らはプレッシャーの大きいトップバッターとしてネタを披露し、結成からわずか6年で優勝を果たしました。
今年は過去最多の1万330組がエントリーし、決勝には令和ロマンのほかに真空ジェシカ、トム・ブラウン、ヤーレンズ、エバース、ダイタク、ママタルト、バッテリィズ、ジョックロック、そして敗者復活戦から進出したマユリカが名を連ねました。
司会は今田耕司と上戸彩が務め、冒頭には初代大会委員長・島田紳助からのメッセージが紹介され、感動的な雰囲気が漂いました。
今年の審査員は9人のレジェンド漫才師で構成され、初めて審査員を務める柴田英嗣は「人生賭けたネタ楽しみにしてます」とコメント。
若林正恭は自身の経験を踏まえ、「M-1に人生救ってもらったので一生懸命審査します」と真摯な姿勢を示しました。
出場順は笑神籤で決定され、阿部一二三選手がプレゼンターを務め、令和ロマンがまさかの2年連続のトップバッターとなりました。
髙比良と松井は審査員全員から90点越えの850点という高得点を獲得し、観客やファイナリストたちを驚かせました。
山内健司は「全員が安心して漫才を見られる空気に持っていくのがえげつない」と驚愕し、若林も「技術も素晴らしく、感情が伝わってくる」と絶賛しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b4043338e61c2f0acdd80b444f69dea7be1abe2a
令和ロマンがM-1グランプリ2024で初の2連覇を達成したことに対して、ネットのコメントでは様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、令和ロマンの漫才における戦略的なネタ選びが高く評価され、特に1回目と2回目のネタの順番が見事だったと称賛されていました。
彼らはトップバッターとしての特権を活かし、会場の空気を巧みに味方につけたことも大きな要因とされ、まさに「お笑いAI」が生み出した結果だと感じられていました。
優勝に対する祝福の声も多く、彼らの漫才が観客に与えた影響の大きさが伺えました。
一方で、漫才全体のレベルが低下しているとの意見もあり、特にYoutuberやインフルエンサーといった新しいジャンルに才能が流れているのではないかという懸念が表明されていました。
また、過去の名漫才師、特にサンドウィッチマンや千鳥のツッコミの技術の高さが再認識され、現代の漫才のトレンドに対する疑問も投げかけられました。
若手漫才師の中では、おだうえだの植田が期待されているとの声もあり、今後の漫才界に対する期待感が感じられました。