メルセデス・ベンツが初のEV「G580EQ」を発表。伝統的デザインを維持しつつ、革新的な性能を実現した新型SUV。
Gクラスは1979年に登場し、元々は軍用車両「ゲレンデヴァーゲン」として開発された歴史あるモデルです。
新型G580EQは、内燃機関モデルと同じボディサイズ(全長4624mm、全幅1931mm、全高1986mm、ホイールベース2890mm)を維持しつつ、電動化に伴い3085kgの重量を誇ります。
外観は伝統的なデザインを踏襲しつつ、空力効率を考慮した改良が施されています。
具体的には、Aピラーを寝かせ、ボンネットフードを持ち上げ、リアのホイールアーチにエアカーテンを追加することで、空気抵抗係数を0.44に改善しました。
さらに、フロントグリルにはオプションでLED照明付きのブラックパネルが選べ、EVであることを印象づけるデザインに仕上げられています。
また、スペアホイールカバーの代わりに収納ボックスが装備され、充電ケーブルやスノーチェーンを収納できます。
Edition1にはAMGラインバッケージやナイトパッケージ、特別な20インチAMGアルミホイール、ブルーアクセントのサイドストリップライン、ブルーブレーキキャリパーなどが付属し、個性的な外観を演出しています。
インテリアも内燃機関モデルと共通のデザインですが、G580EQ専用の「Gターン」と「Gステアリング」のスイッチが新たに搭載されています。
このように、新型G580EQは伝統を守りつつも最新の技術を取り入れた革新的なSUVとして、Gクラスの新たな歴史を築くことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/512715916171ae3d3a7b3b8a3d4398b821f27300