英国とドイツが防衛条約締結、ロシア脅威に対応

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英国とドイツが初めて防衛条約を締結し、共同で新型ミサイルとドローンを開発することに決定。ロシアの脅威に対抗するための重要な一歩と位置付けられています。

要約すると英国とドイツは、初めての防衛条約「トリニティハウス条約」を締結し、共同で新型ミサイルとドローンの開発に乗り出すことを決定しました。

この動きは、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、欧州諸国の安全保障協力が急務とされる中でのものです。

23日、ロンドンで行われる署名式には、英国のヒーリー国防相とドイツのピストリウス国防相が出席します。

この条約は、NATO加盟国としての枠を超えた新たな軍事協力の形を示すものです。

具体的には、独防衛企業ラインメタルが英国に工場を設立し、英企業シェフィールド・フォージマスターズが製造する鉄鋼を用いて、2027年から大砲用砲身を生産する計画です。

この取り組みにより、英国では400件以上の雇用が創出される見込みです。

また、両国は新型ミサイルの開発にも取り組み、英国のストームシャドウとドイツのタウルス空対地巡航ミサイルを上回る性能を目指しています。

さらに、ユーロファイタータイフーン戦闘機と連携する新型ドローンの開発も進め、ドイツ軍のボーイングP-8ポセイドン対潜哨戒機がスコットランド北部の英空軍基地を経由して、大西洋北部を巡察する予定です。

ヒーリー国防相は、この条約が両国の軍事と防衛産業の結束を強化する重要な一歩であると強調し、ピストリウス国防相は、ロシアの武器生産の増加に対抗するために、NATO同盟国が必要な対策を講じる姿勢を示すことが重要だと述べています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0483c1a47955567e4dcca1d7c0b7535497a6fef7

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