日産が「東京オートサロン2025」で展示する新コンセプトカー2台は、インドア趣味をアウトドアで楽しむことをテーマにしており、エスプレッソマシンやレコードプレイヤーを装備。新年の挨拶をデザインに取り入れたラックも魅力的。
要約すると日産は、2025年1月10日から12日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2025」において、新しいコンセプトカー「X-TRAIL unwind concept」と「X-TRAIL remastered concept」を展示する。
この2台は、日常生活に疲れた現代人に向けて、インドア趣味をアウトドアで楽しむことをテーマにしており、開発キーワードは「Chill」である。
T33型の「X-TRAIL unwind concept」には、ランチリオ社監修のエスプレッソマシンが搭載され、T32型の「X-TRAIL remastered concept」にはオーディオテクニカ社監修のアナログレコードプレイヤーが装備されている。
これにより、通常は屋内で楽しむ趣味をアウトドアで楽しむことが可能になっている。
両車のラゲッジルームには専用のイルミネーション付きラックが設置され、T32は「2」、T33は「5」の形状をしており、これは西暦の下2桁をデザインに取り入れたもので、新年の挨拶を表現している。
日産のデザイナー、大野孝宏氏によると、2台が一つのコンセプトに基づいていることを示すために、対照的な形状にデザインされている。
さらに、両車の企画を担当した古川統文氏は、SUV向けの新たな提案として、2段式のラックは市場にあまり存在しないため、注目されるべきアイテムであると述べている。
市販化の可能性についても期待が寄せられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/47df756db3c5852a985bdbecffe2256dee2804a3