『行列のできる相談所』終了と旧ジャニーズ起用の背景

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『行列のできる相談所』が来年3月に終了し、後継番組には旧ジャニーズの「SixTONES」を起用した『Game of SixTONES』が選ばれました。視聴率が低迷する中でのこの選択には、日テレの戦略が隠されています。

要約すると長寿バラエティ番組『行列のできる相談所』が来年3月で終了することが発表されました。

この番組は2002年4月にスタートし、初代司会者の島田紳助が法律問題をトーク形式で解説するスタイルで人気を博してきました。

しかし、視聴率が低下している中で、後継番組として日テレが選んだのは旧ジャニーズ事務所所属のグループ「SixTONES」を起用したゲームバラエティ『Game of SixTONES』(GoS)です。

実は、この『GoS』は今年9月に特番として放送されたものの、視聴率は世帯4%、個人2%と『行列』の半分にも満たない結果でした。

この決断に対しては日テレ内部でも疑問の声が上がっています。

なぜこのような選択がなされたのかというと、日テレには旧ジャニーズタレントを再びMCとして『24時間テレビ』に出演させたいという思惑があるようです。

また、人気グループ「嵐」の存在も影響しています。

嵐は2025年GWに結成25周年のファン向けコンサートを予定しており、2026年には全国コンサートツアーも行う計画です。

日テレはこのライブの中継権を獲得しようと調整中であり、一夜限りの特別番組であれば視聴率が見込めると考えているようです。

つまり、旧ジャニーズを起用することで短期的な損失を補い、将来的な利益を狙う「損して得取る作戦」とも言えるかもしれません。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/93b9e1b2b29a3ea3ef7be678a3b87665936a460d

ネットのコメント

多くのコメントが、現在のテレビ番組制作に対する懸念や不満を表明していました。

視聴率の低下が続く中、旧ジャニーズタレントの起用が視聴者に受け入れられないとの意見が目立ちました。

特に、視聴者のニーズに応えられない番組内容や、視聴者離れが進む中でのスポンサーの意向が影響していると指摘されていました。

テレビの視聴環境が変化し、特に若年層の視聴者がタブレットやスマートフォンに移行している現状が懸念され、テレビ局は新しい番組制作の限界を感じているようです。

また、過去の人気番組のように、視聴者が楽しみにできる内容を求める声もありました。

視聴者は、旧ジャニーズに依存した制作体制から脱却し、より多様なコンテンツや大人向けの番組を期待しているようです。

視聴者の反応を受けて、テレビ局がどのように方針を転換するかが今後の課題となるでしょう。

ネットコメントを一部抜粋

  • 今の時代は大家族でも、老若男女どの層も揃ってコタツでみかん食べながら、皆んなが等しく大好きな番組を一緒に見るような光景はほぼない。

  • いまの制作現場、ビデオリサーチ社の視聴率測定器の数字より、TVer再生回数とXリアルタイムツイート数が重視されてるみたいですね。

  • 「今までにない番組を作れ!」と、言われても、テレビ誕生から70年。

    様々な番組を作って来たが、もうこれ以上、新しい番組を作る事に限界を感じている。

  • 旧ジャニーズのタレントを起用して若い人向けの番組で視聴率を稼ぎたいのだろう。

  • 日曜日の夜は、月曜のスタートを考えてしまい憂鬱になりがちなんだから。

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