能登半島での地震により、墓じまいや改葬許可申請が例年の4倍に急増。住宅復旧が優先され、墓の修繕が後回しになっている影響が大きい。
11月末時点での申請件数は、例年の4倍を超え、地域の7市町で合計700件に達しました。
特に、珠洲市、輪島市、七尾市などではそれぞれ82件、87件、105件の申請があり、地震による墓石の倒壊が主な原因とされています。
被災地では住宅の復旧が優先され、墓の修繕が後回しになっているため、遺骨を適切に納めるための墓じまいや移設の動きが広がっています。
各市町のデータによれば、改葬許可申請の件数は過去5年間で平均約160件であったため、今年の急増は特に目立っています。
地震の影響を受けた地域では、住民が自らの生活再建に追われる中、墓の管理が困難になっていることが背景にあると考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c49bb690a31fbd7c64d8443d3b2109bf9007dd52
能登半島での墓じまいの増加と改葬許可申請の急増に関するコメントでは、家族の事情や次世代への負担を懸念する声が多く見られました。
特に、遠方に住む人々が多く、墓参りをする機会が減少していることが影響しているようです。
あるコメントでは、亡くなった父が建てた墓が遠方にあり、管理が難しくなっていることが語られました。
兄弟の中で墓守をする人が少なく、次世代に負担をかけたくないという思いが強く表現されていました。
また、先祖のお墓を移動することについても意見があり、仮設住宅のように移動することが一般的になってきているとの指摘もありました。
さらに、散骨を希望する人もいて、死後は自由に移動したいという考えが示されていました。
被災地ではないものの、子供たちが都会に出て行き、墓の管理をする気配がないという声もあり、墓じまいを考える状況に対する残念な気持ちが伝わってきました。
お墓の耐震性や維持管理にかかる費用についての懸念もあり、現代のライフスタイルに合った新しい供養の形が求められていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
亡くなった父が建てた墓が高尾山の麓にありますが、三男の私は職場の転勤先で所帯を持ち現在も遠方在住にて最近は滅多に墓参りも出来ません。
先祖のお墓を移動させるのは良く聞く話ですね。
私個人の考え 死んで魂になったのならお墓に留まらず自由に好きな所に行きたい。
被災地ではないけれど、家を継ぐはずの子供たちが都会に出て行って帰ってくる気配が無い。
墓仕舞いにも大金がかかる。