長野県の松代交通安全協会が財政悪化により解散を決定。合併案も住民の反対で断念し、54年の歴史に幕を下ろす。
松代安協は54年間地域の交通安全を見守ってきましたが、地元の人口減少や協力金の未払いが収入に影響を及ぼし、厳しい状況に直面していました。
合併を進めるため、住民にアンケートを実施したところ、賛成意見は約56％にとどまり、予想以上に少なかったため、合併の道を断念せざるを得ませんでした。
住民からは「必要性が見えない」との厳しい声も上がっており、安協の存続に対する理解が得られなかったことが解散の決定に繋がりました。
松代安協は1950年に設立され、地域の交通安全活動やイベントの交通誘導をボランティアで行ってきた実績があります。
会長の宮沢今朝美氏は、「苦渋の選択だが、地域全体で交通安全をどう守るかを考えてほしい」と述べています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3d825823c855ad72d19845cc49a67ee559ca6d32
松代交通安全協会が解散したことに対するネットのコメントは、協会の活動や存在意義に対する疑問が多く寄せられました。
多くのコメントでは、交通安全協会が実際にどのような活動をしているのか分からないという意見があり、特にSNSを活用してアピール力を高める必要があるとの提案もありました。
また、少子高齢化が進む地域では、ボランティアの活動が重要であり、費用対効果を考慮するべきだとの意見も見受けられました。
協会の活動がボランティアに頼るべきだとする意見が多く、地域の住民や保護者が見守りを行うことができるとされました。
さらに、交通安全パレードなどのイベントが事故を減少させるという実証がないことや、協会が警察官の再就職先とされている点についても疑問が呈されました。
交通安全協会の活動内容が不透明であることや、支払った金額に見合う活動が行われていないとの評価が多く、存在意義を問う声が強かったです。
特に、地域の交通安全活動が本当に必要なのか、またその役割をどのように果たすべきかについての議論が活発に行われていました。
これらのコメントから、交通安全協会の解散は、時代の変化に対応できなかったことや、地域のニーズに合わなくなったことが影響していることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
うちの近所の安協の警察官OBさんたちは、小学校の登下校に毎日付き添ってくれている。
正直なところ交通安全協会がどのような活動をしているか知りません。
少子高齢化の進む過疎地では、例外なく同じ状況になるはずです。
交通安全協会の存在理由はない。
昔は免許証の更新の際に金を集めていた。