京王電鉄が全駅でタッチ決済とQRコード乗車サービスの実証実験を開始。観光客や住民に新たな利便性を提供。
このサービスでは、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、またはそれらのカードが設定されたスマートフォンを使用して、乗車時と降車時に改札機にかざすことで普通旅客運賃で乗車できるようになります。
対象となる駅は京王電鉄の全線・全駅であり、特定の臨時改札口を除いて利用可能です。
ただし、京王線と相互直通運転を行っている他社線ではこのサービスは利用できません。
タッチ決済に対応するブランドには、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯が含まれ、Mastercardも順次追加される予定です。
また、QRコードを利用した乗車サービスも提供され、「TAMa-GO Eチケットサイト」で販売されている「デジタル高尾山きっぷ」や「京王線・井の頭線一日乗車券」をスマートフォンに表示させ、専用リーダーにかざすことで利用できます。
このQRコードサービスは、以前は一部の駅からのみ利用可能でしたが、全駅での利用が可能になります。
今回の実証実験は、京王電鉄だけでなく、三井住友カード、Visa、JCB、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACなどの協力を得て実施され、京王沿線の住民や観光客に新たな乗車サービスを提供することを目指しています。
特に高尾山や京王沿線のレジャー施設を訪れる国内外の乗客にとって、利便性が向上することが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/318b2bc1239512366682b0ff5b3fd4ed56cba516
京王電鉄が全駅でタッチ決済とQRコード乗車を導入したことに、多くのコメントが寄せられました。
多くの人がこの新しい決済方法の便利さを歓迎し、特に交通系ICカードに比べてコストが安い点に注目していました。
しかし、他の鉄道会社、特にJR東日本がこの導入に消極的であることに疑問を感じる声もありました。
これにより、収入減少の懸念があるため、JR東日本は導入の気配すら見せていないという意見がありました。
また、タッチ決済を利用する場合、鉄道会社がクレジットカード会社に手数料を支払う必要があるのではないかという疑問も上がっており、これが導入のコストに影響を与えるのではないかと懸念する人もいました。
さらに、京王線と直通運転を行っている都営新宿線ではこの新しい決済方法が使えないことに対して不便さを感じるコメントもあり、利用者の不満が表れました。
最後に、まだ様子見をしているという意見もあり、導入後の実際の使い勝手や影響を見極めたいという慎重な姿勢がうかがえました。
ネットコメントを一部抜粋
交通系ICに比べこちらのほうがコストが安いので全私鉄・バスが導入する勢いだな。
これにより自社の収入が減り、首を絞める結果になるJR東日本は導入する気配すら感じられなかった。
一つ疑問は、これを使うと鉄道会社はクレカ会社にカード手数料を払うんだろうか?
なぜ京王線と直通運転する都営新宿線では使えないのだろうか?不便で仕方なかった。
まだ様子見だな…