米財務省が中国の支援を受けた組織からサイバー攻撃を受け、職員の文書に外部からアクセス可能に。FBIが調査中。
要約すると2023年12月30日、米国の財務省が発表したところによると、中国政府が支援する組織からのサイバー攻撃を受けたことが明らかになりました。
この攻撃により、財務省の職員のコンピューター内に保存されていた文書に外部からアクセスできる状態が生じていました。
財務省は議会宛ての書簡でこの事実を報告し、外部のソフトウェア会社から12月8日に攻撃に関する通知を受けたことを明らかにしました。
財務省は、入手した証拠に基づいて、この攻撃が中国政府による国家的な支援を受けたものであると判断し、「重大なサイバーセキュリティー事案」と位置付けています。
現在、連邦捜査局（FBI）などの関係機関と共に、攻撃の影響範囲を調査中です。
攻撃によってアクセス可能になった文書は機密情報ではないものの、具体的な被害の内容については未だ明らかにされていません。
財務省は、既に必要な対策を講じたと報告していますが、サイバーセキュリティーの脅威が続く中、今後の対応が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ae5e0fe0406ee84c449ac0f6eb7d1eb5db6697df