マイクロストラテジーの株価がナスダック100指数への組み入れ後に急落。ビットコイン戦略の影響か、投資家の動向に注目が集まる。
2023年12月30日には8%以上の下落を記録し、300ドルをわずかに上回る水準で推移しています。
この株価の急落は、同社の株が11月下旬に過去最高値の543ドルを記録した後、約30%も下落したことからも明らかです。
特に、ビットコインを積極的に購入している企業として知られるマイクロストラテジーは、創業者であるマイケル・セイラー氏の影響もあり、ビットコインの価格上昇とともに株価が急騰しました。
セイラー氏はビットコインの普及に力を入れ、会社の見通しを積極的に発信してきましたが、最近ではその戦略が他の企業にも影響を与えている様子が見受けられます。
特に、ビットコインを主要な財務資産として採用する企業が増えており、セイラー氏のビジョンを受け入れる企業も現れています。
しかし、ナスダック100指数への組み入れ後の急落は、短期的な投資家の動向や市場の期待が変化したことを示唆しており、今後の動向が注目されます。
マイクロストラテジーの株価の変動は、ビットコイン市場全体にも影響を与える可能性があり、投資家にとっては注意が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a58d0cea92fc486461c9efe90ecb87ce18702e9c
マイクロストラテジー株の急落についてのコメントでは、株価が急騰した背景やその後の影響についてさまざまな意見が交わされました。
特に、株価のピークが銘柄組み入れ直前に訪れることが多いという常識が言及され、過去の例としてテスラが挙げられました。
テスラはトランプ相場やイーロンマスクの影響で株価が上昇したものの、そうでなければ低迷していた可能性があるとされました。
また、マイクロストラテジーの株価が過去に470ドル前後であったことが触れられ、同社が保有するビットコインの総額が時価総額の2倍以上である点が指摘されました。
これにより、会社の本業は赤字であるにもかかわらず、ビットコインを割高で購入しているという状況が浮き彫りになりました。
さらに、銘柄組み入れと株価の割高感が重なり、株価が低迷しているとの見解が示されました。
日本においても、ビットコインの分離課税が導入される可能性があり、株を通じたビットコイン投資の意義が薄れると考えられています。
短期的な視点からは、値幅が大きければ利益を上げやすいとの意見もあり、長期的な投資には向かない銘柄との指摘もありました。
さらに、マイクロストラテジーが高い株価で転換社債を発行し、ビットコインを購入できなくなると会社の収益構造が厳しくなるとの懸念も表明されました。
株価が本業と関係なく動くことから、同社がビットコインの利益と税金対策の手段として機能しているとの意見もありました。
最後に、マイクロストラテジー株を購入するよりも、自分でビットコインを買った方が良いとの意見もあり、投資家の間での多様な考え方が見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
こういうケースは、組み入れ直前が株価のピークと言うのが常識。
高い株価で転換社債を発行してBTCを買うことが出来なくなったら会社の収益構造自体がオワコンになりますね。
ほんと不思議な会社。
株価が本業と関係ない動きをするだけに、BTCの儲けと税金対策のスキームになってるだけか…
2025年度のBTCに期待するならBuyTheDipは有りかな。
ここの会社の株を買う金があるなら、自分でビットコイン買えばいいんじゃないのか?