台湾の頼総統が、10万人以上の台湾人が中国の身分証を所持しているとの報道に警鐘を鳴らし、誤った道に進まないよう呼びかけました。
この情報は、台湾のユーチューバーが公開したドキュメンタリー動画から広まり、台湾社会で大きな話題となっています。
動画では、中国福建省のアモイにある「台湾青年創業基地」を訪れたユーチューバーたちが、中国側が台湾の若者を起業支援金を餌に引き付けている様子を紹介しており、その中で匿名の中間業者が台湾人が中国の身分証を持っていると語りました。
動画は公開からわずか数日で約170万回再生され、多くの視聴者の関心を集めています。
頼総統は、台湾人が中国に渡って身分証を手にすることは「価値がなく、良い考えではない」と警告し、民主主義や自由は金銭で代替できない貴重なものであると強調しました。
彼は、誤った選択をすれば将来大きな代償を払うことになると警告しつつ、対等かつ尊厳を持った健全な交流を中国と行うことを歓迎すると述べました。
この発言は、台湾と中国の関係が緊迫する中で、台湾の若者に対するメッセージとして受け取られています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a13bc0d06145d64fd19bdd5d67d90c1c7c223b89
コメントでは、台湾人の中国身分証所持問題に対する多様な意見が寄せられました。
台湾には中国派の人々も存在し、過去の政治家の中には親中の立場を取る者もいたことが指摘されました。
しかし、現在の蔡総統の下では、国民の意識が変わり、台湾は中国とは異なる国であるとの認識が強まっているようです。
また、金門島など一部の地域では、中国との交流が日常的であるため、政府の立場と実際の生活が乖離しているとの意見もありました。
さらに、中国の身分証の意味やその影響についての疑問も多く寄せられ、法律的な拘束力や国籍の問題が議論されました。
台湾人の中には中国に移住したり、旅行する人も多く、文化的な親近感が影響を与えているとの見解もありました。
日本や他国の政治家についても、中国に対する姿勢が批判され、民主主義の重要性が強調されていました。
将来的に台湾が中国に取り込まれることへの懸念が表明され、国民が自らの選択を慎重に行うことが求められていました。
ネットコメントを一部抜粋
台湾は中国とはまた違う国だと思う。
実務は大陸と繋がりつつ、政府のプレスリリースは反中国共産党くらいがバランスは保ちやすい。
中国の身分証というものは、どういうものなのでしょう。
台湾の住民の多くが中国に移住して生活している実態もあり。
民主主義や自由は金銭では替えられない非常に価値があるものだとし。