能登半島地震から1年、新潟市の善久白山神社が液状化被害に苦しむ。復旧資金の調達に苦悩し、寄付を募る難しさも明らかに。
要約すると2024年の元日に発生した能登半島地震から1年が経過し、新潟市西区の善久白山神社が大きな被害を受けた。
地震の揺れや液状化により、神社の鳥居を支える土台が沈下し、本殿の基礎にはひびが入るなどの深刻な影響が出た。
現在も復旧作業は進んでおらず、神社の役員たちは復旧に向けた会議を行うこととなった。
会議は地震発生後初めてのものであり、役員たちは神社の復旧方針や資金調達について意見を交わした。
氏子代表の阿部実さんは、自身も被災し、自宅を公費解体した経験を踏まえ、神社の財政状況を説明した。
善久白山神社には、約600万円の資金があるものの、復旧に必要な金額には大きく不足している。
特に、神社は憲法上の政教分離の原則により行政の支援対象外であり、市や県からの資金援助は受けられないという厳しい状況にある。
阿部さんは、寄付を募ることの難しさを語り、地震で被害を受けた地域住民が多いため、寄付をお願いすることに対する躊躇いを示した。
神社の復旧は地域の信仰や文化を守るために重要であり、今後の資金集めの方法や復旧計画の具体化が求められている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5aac9fed08fdf2ec5a57ca059d47fac7c7f14912