トランプ氏が共和党に閣僚人事の承認で団結を呼びかけ、カーター元大統領の国葬出席を表明しました。
トランプ氏は、1月3日から始まる新しい議会に向けて、政権運営の円滑化を目指し、党内の協力を求めています。
彼は、上院での閣僚人事承認手続きが民主党の妨害によって不当に遅延されていると主張し、これを許すべきではないと強調しました。
また、2024年の大統領選と上下両院選での共和党の勝利を背景に、「歴史的な大勝利を収めた」と述べ、解決すべき課題が多くあることを指摘し、1月20日の政権発足に向けての連携を促しました。
共和党は上下両院で多数派を占めていますが、議席数は民主党と僅差であり、国防長官候補のヘグセス氏に対する懸念も党内で出ているため、人事承認手続きが難航する可能性があります。
トランプ氏は、党内対立を避けつつ民主党と対峙するよう、共和党議員に「賢く、タフになれ!」と呼びかけました。
さらに、トランプ氏は同日、南部フロリダ州の私邸で記者団に対し、死去したカーター元大統領の国葬に出席する意向を示しました。
この国葬は、1月9日にワシントンで執り行われる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/22b30c92459ddc1e691f770fb16fd84c091bdb7c
トランプ氏が閣僚人事承認に向けて共和党の結束を呼びかけたことに対して、ネット上ではさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントでは、実際には共和党内での反発が強いことが指摘され、特に上院議員の中には反対の声が多かったようです。
閣僚候補者に関しては、専門的な経験が不足しているとされる人物が多く、国益に反する経歴や発言があるとの批判がありました。
そのため、共和党が上院で多数を占めていても、承認は容易ではないという意見が広がっていました。
また、トランプ氏自身が過去に共和党を分断してきたとの見方もあり、今さら結束を呼びかけても効果が薄いとの意見も見受けられました。
さらに、今後は民主党と連携してトランプ氏の罷免に動く議員も出てくるのではないかとの懸念も示されていました。
このように、トランプ氏の閣僚人事に対する期待感と同時に、党内の分裂や反発が強いことが浮き彫りになったコメントが多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
共和党上院議員が結構反対している。
自分第一で閣僚を選ぶから駄目なんだろう。
専門的な経験が無く、犯罪が疑われたり国益に反する経歴の人物ばかり。
共和党を分断してきたのは、トランプ自身。
民主党とつるんでトランプ罷免に走る議員も出てくるでしょう。