この記事は、情報の速さが人々の思考に与える影響や「世界線」という概念を探求し、選択肢の多様性とその結果について考察しています。
特に「世界線」という言葉を用いて、選択肢の多様性や異なる現実の可能性を示唆しています。
著者は、17世紀の哲学者ライプニッツの考えを引き合いに出し、現代社会における選択の重要性を強調しています。
情報の伝達速度が急速に向上した現代では、過去の技術革新、例えば電報や電話、そしてインターネットの普及がもたらした影響を振り返り、その結果として人々がどのように思考を放棄しているのかを問いかけています。
また、過去の啓蒙思想家福沢諭吉の言葉を引用し、情報の速さが人間のコミュニケーションにどのように寄与したかを描写しています。
特に、インターネットの普及率が1997年の9.2%から2023年には86.2%に達したことに触れ、情報技術の進化がもたらした社会の変化を示しています。
この記事は、ただ速さを追求するだけではなく、その速さが人々に与える影響や、選択肢の多さに伴う混乱についても考察し、より良い未来を築くための思考を促しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/63ea6a8b34b1e8126fffe718b37da7d4699057ba
コメントでは、情報の速さと選択肢の多様性について、SNSやネットの影響を受けた人々がどのように思考し、行動しているのかが議論されていました。
多くの人が、SNSは人間の思考体系に深く刺さるツールであり、理屈と感情が交錯する中で情報が広がっていると指摘していました。
特に、過去の事例としてキリスト教のミサを挙げ、影響力の大きさを考察するコメントもありました。
さらに、情報が多すぎて思考が停止する現象についても言及され、歴史的な背景を持つエーリッヒ・フロムの著作を引用しながら、人々が自由に選ぶことから逃避する傾向があることが述べられていました。
インターネットの登場によって、移動や伝達の手段が進化し、自己PRが容易になったことも触れられ、SNSは人間図鑑のような存在であるとの意見もありました。
また、選択や判断の結果が未来に影響を与えることに対する意識が高まっていることも見受けられました。
最後に、既存メディアに対する批判や、ネットの世界における真実の判断が個人に委ねられていることについても触れられていました。
ネットコメントを一部抜粋
音楽の五線譜の世界観が多分元のイメージなのかもね。
こうして文字だけで見ると、理屈っぽいことと感覚っぽいことが入り混じったような内容でリアルタイムに広がっていきますよね。
人間の思考停止は「本能的な反応」である。
移動の手段、伝達の手段、これまでの文明の歩みが速さへの追求ならば、インターネットはその究極の到達点「テレポーテーション」を可能にした発明と言えばわかりやすいのかな。
このヤフコメも、心から言うが1つ世に貢献したと思うのが、対コロナの見解やな。