1922年、ギリシャの商船トーケイマルがスミルナで800人を救出した実話を紹介。日本とギリシャの絆が語り継がれています。
トーケイマルは日本の商船で、当時のスミルナでは激しい戦闘が繰り広げられていました。
ギリシャ軍とオスマン帝国の戦争の影響で、多くのギリシャ人やアルメニア人が住処を失い、海からの脱出を試みるも船が不足していました。
そんな中、トーケイマルは貿易のために地中海に来航していたが、困っている人々を見て積み荷を捨て、彼らを乗船させました。
船長は自身も過去に戦争で父を失った経験があり、難民を見過ごすことができなかったとされています。
トーケイマルは、トルコ海軍からの妨害にも毅然とした態度で臨み、約800人の難民を救出しました。
この記事では、この実話を基にした短編アニメ映画『TOKEI MARU』がギリシャで話題になったことや、ギリシャの人々が日本の船に感謝しているエピソードも紹介されています。
また、事件の100年目に当たる2022年には、ギリシャで記念イベントも開催されました。
日本ではあまり知られていないこの出来事ですが、ギリシャの人々の心には深く刻まれていることが伝えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bb7ed5cc5114168b800a4ed6954e94506debc1e2
コメントでは、日本人が歴史的に他国の人々を救った事例に対する関心が高まり、特に「東慶丸」によるギリシャ人救助のエピソードに対する評価が目立ちました。
多くのコメント者が、杉原千畝やエルトゥールル号事件など、日本人が他国の人々を助けた歴史的な事例を挙げ、誇りに思っている様子が伺えました。
特に、過去の日本人が持っていた武士道精神や人命を重視する姿勢が称賛され、現代の日本人にもその精神を受け継いでほしいという願いが込められていました。
日本の教育やメディアにおいて、こうした歴史的な出来事があまり知られていないことに対する残念な思いも表現され、もっと広く伝えられるべきだという意見が多く見られました。
また、他国への救助行為が日本の美徳であるとの認識があり、過去の偉人たちの行動が現代にも影響を与えるべきだとの意見が強調されました。
全体として、歴史を振り返り、日本人の誇りや美徳を再認識することが求められていることが伝わってきました。
ネットコメントを一部抜粋
日本は結構他国の人々を救っているようだ。
昔の日本人は本当に「武士道」を心得ている立派な方が多くいた。
心暖まる内容です。
日本人は先人から素晴らしい人格を持った人々が多くいました。
明治、大正、昭和初期の日本人たちはスケールが大きく、誇り高い人達がいたのだと気付かされます。
こういう立派な方々の偉業が、近代日本の礎になった事を広く知って欲しいです。