日産のセドリックとグロリアの歴史を振り返る特別限定版が刊行。技術提携や進化の過程をカタログで紹介し、豪華なデザインと特典付き。
この本は2024年5月に発表された『ニッサン セドリック/グロリア』を基に、装丁を一新したもので、コレクターズアイテムとしての価値が高い。
内容は、戦後日本の乗用車産業の復興における日産自動車の役割に焦点を当て、セドリックの歴史を当時のカタログを通じて振り返る。
日産は1952年に英国のオースチン社と技術提携を結び、技術を習得し、独自の進化を遂げた。
1959年にはダットサン『ブルーバード』、1960年にはセドリックを発表し、欧米との差を短期間で埋める「技術の日産」の取り組みが鮮明に描かれている。
3代目セドリックからは『グロリア』が双子車として加わり、共に進化を遂げた。
セドリックは1955年に登場したトヨペット『クラウン』と競い合いながら成長し、最終的には2004年に10代目モデルでその歴史に幕を下ろした。
その後も営業車仕様として2014年まで生産が続けられた。
本書では、セドリック/グロリアの豊かな歴史を当時のカタログや資料を通じて辿ることができる。
特別限定版は350部限定で、箱入りの豪華なデザインが施されている。
外箱には1988年の「Y31型グロリア4ドアセダンV20ツインカムターボ グランツーリスモSV」の写真が使用されており、表紙はセドリックのロゴを配した高級感ある黒基調のデザインで仕上げられている。
また、特典として1987年にオーテックジャパンが手掛けた「セドリック/グロリアロイヤルリムジン」の写真カード(著者の直筆サイン入り)が付属し、全てハンドメイドで仕上げられ、シリアルナンバーNo.001~No.350の検印が貼付されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0fd497889d1584a10b364ae49bb1b8224c2e4136
日産セドリックの歴史を辿る特別版の刊行に対するコメントは、セドリックの魅力を再認識するものとなりました。
多くのコメントが寄せられ、特にY31型セドリックやY34型グロリアに関する思い出が語られました。
V6エンジンの静かさやパワフルさ、ドライバーズカーとしての特性が評価され、フォーマルな場面でも使える高級感があることが多くの人に支持されていました。
また、程度の良い個体があれば再び乗りたいという意見もあり、セドリックの復活を望む声も少なくありませんでした。
さらに、330セドリックやグロリアがタクシーや刑事ドラマで活躍した印象が強いことも、多くの人に共感を呼びました。
特に、『西部警察』や『特捜最前線』に登場したことが記憶に残っているようです。
430セドリックターボのドッカンターボの楽しさを思い出すコメントもあり、当時の技術の高さを感じさせるものでした。
一方で、日産の過去の栄光に対する懐古的な意見もあり、未来に何を語ってくれるのかという疑問も提起されました。
全体として、セドリックの歴史が多くの人々に愛されていたことが伝わってきました。
ネットコメントを一部抜粋
静かでパワフルなV6エンジン、ドライバーズカーでありながらフォーマルな場面でも様になる素晴らしい車でした。
330セドリック/グロリアはタクシー等の営業車や『西部警察』や『特捜最前線』等の刑事ドラマで活躍した印象が非常に強いです!
当時国産初の430セドリックターボは、5速M/Tでしたが、ドッカンターボで面白かった記憶が蘇ってきた。
セドリック復活をm(_ _)m
技術の日産が誇る往年の高級車を令和の技術で再び世に出して欲しいです。