ダカールラリーのプロローグでTLCの三浦選手が順調なスタートを切り、サスペンションの改善を活かしてゴールを目指す意気込みを語りました。バソ選手も冷静に競技に臨む姿勢を見せています。
要約すると第47回ダカールラリーのプロローグがサウジアラビアのビシャで行われ、チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)の三浦昂選手とフランスのロナルド・バソ選手が順調にスタートポディウムに登壇しました。
三浦選手は129番手、バソ選手は132番手でスタートし、29キロの競技区間を無事に走り抜けました。
市販車クラスのスタート順が遅く、路面は多くの車両によって荒れていましたが、パンクなどのトラブルもなく切り抜けました。
三浦選手は「わだちが掘られ、それを避けようとすると石が転がっている状態で神経を使った」と振り返りつつも、「『ダカールってこんな感じ』という感覚を思い出した」と述べ、良いウオーミングアップになったと感じています。
4日の本格スタートを控え、2日間にわたる48時間クロノなど、前半には難しいステージが続く予定です。
三浦選手は、可動域を増やしたサスペンションの性能を確認し、「しっかり走ればゴールできる」と自信を見せています。
一方、バソ選手も「ここまで長かったので、やっとスタートできた気分」と笑顔を見せましたが、「リスクを取っても意味がない」と冷静にクルマのダメージを避けることに集中する意向を示しました。
TLCは、走破性能が向上したランクルの足回りと冷静な心構えという二つの強力な武器を携え、過酷なコースの制覇に挑む姿勢を見せています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a3568a203ffab70bc7b9c725d4a9abe3630ea182