京都の華道家元「池坊」で新春恒例の「初生け式」が行われ、門弟たちが松や梅を使って新年を祝いました。次期家元の池坊専好さんも自らの作品を披露し、華やかな雰囲気に包まれました。
要約すると2023年の新春、京都の華道家元「池坊」で恒例の「初生け式」が開催されました。
この伝統行事は室町時代から続いており、年の初めに花を生けて新年を祝うものです。
「いけばな発祥の地」とされる京都の六角堂には、全国から34人の門弟が参拝し、正月らしい松や梅などの花を使って初生けに挑みました。
門弟の一人は、「新年に向けて伸びやかなイメージで生けました。
花と向き合いながら自分も成長していけたら」と語り、初生けを通じて自己の成長を願う姿勢を示しました。
次期家元の池坊専好さんは、門弟を指導した後、自らも「万」という題名の初生けを披露しました。
この作品には「すべてのいのちが輝く未来に向かって日々、心新たに歩むことができるように」という願いが込められています。
会場は華やかな雰囲気に包まれ、参加者たちは新年の訪れを感じながら、華道の深い伝統に触れる貴重な時間を過ごしました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/35a960c479dd6d995aba88dfb22d811a17ea2569