国連人権専門家が、中国から強制送還された脱北女性2人が北朝鮮で処刑された疑惑について釈明を求めています。国際法違反の可能性が指摘されています。
報告によると、国連のエリサベス・サルモン特別報告者を含む7人の専門家は、昨年11月に北朝鮮当局に対して、強制送還された脱北者に対する処罰について説明を求めました。
具体的には、昨年8月に咸鏡北道清津市で行われた公開裁判において、2人の女性（A氏43歳、B氏39歳）が中国での脱北者の売買や成人娯楽施設の運営、売春の疑いで死刑を言い渡されたとされています。
これらの女性は、中国が2023年10月に強制送還した脱北者の一部であり、死刑宣告当日に処刑されたと伝えられています。
また、他の9人の脱北者は人身売買に関与した疑いで終身刑を言い渡され、行方不明の状態にあるとされています。
国連人権専門家は、この強制送還が国際法で禁じられていることや、彼女たちが公正な裁判を受ける権利がなく、過度な処罰を受けたと指摘しています。
特に、死刑を言い渡されるほどの罪が成立していないとの見解が示されています。
中国は、2023年10月に杭州アジア大会の閉幕後に脱北者を強制送還したことがあり、これに対する国際的な批判が高まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4ca506b02fc972b4bd53f98cad1d84d83fcbadda
北朝鮮での脱北女性処刑疑惑に関するコメントでは、多くのユーザーが北朝鮮の人権侵害に対する懸念を表明していました。
特に、脱北者が処刑されるという情報が広まり、一般の北朝鮮人民に対する同情の声が多く見られました。
「キム王朝が贅の限りを尽くす一方で、人民が苦しんでいる」といった意見や、「国連が非難しても実効性がない」といった批判が寄せられました。
また、国際社会がこの問題に対して無力であることを嘆く声もありました。
さらに、過去の歴史や他国の状況と比較しながら、北朝鮮の体制に対する批判が強調されていました。
特に、「昔のアメリカなら北朝鮮はとっくに滅ぼされていたかもしれない」といった意見や、「国連はただの名ばかりの機関で、実際には何もできていない」といった指摘がありました。
全体として、コメントは北朝鮮の現状に対する深い憤りや悲しみを反映しており、脱北者への同情や国際社会の責任を問う声が強く響いていました。