能登半島地震で被災した漆器を救う「つなぐおわん」プロジェクトが広がり、売上の寄付が100万円を超えた。漆器の再利用を通じて復興支援を行っている。
要約すると能登半島地震の影響を受けた輪島塗の漆器を救う「つなぐおわん」プロジェクトが注目を集めている。
このプロジェクトは、被災者から譲り受けた漆器を各地で販売し、その売上を復興支援団体に寄付するというものだ。
多くの漆器が、地震による損壊で廃棄される運命にあったが、プロジェクトの発起人である音楽仲間たちがその価値を再評価し、救い出すことに成功した。
特に、能登地方と山梨県の関係者が連携し、被災地のシルバー人材センターや知人宅を訪れ、漆器を集めている。
プロジェクトでは、漆器を洗浄し、磨き上げる作業も行われている。
売上は経費を除いた後、復興支援団体に寄付され、10月末までに106万円を超える寄付が実現した。
さらに、11月中旬には東京・赤坂で上演された舞台「武士の献立」においても、プロジェクトから購入した漆器が使用され、観客の間でも販売される場面が見られた。
影山朋子さんは、「おわんも第2の活躍の場を得ることができ、能登についての会話も増えてほしい」と語り、プロジェクトの意義を強調した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9c1f6f1ad4c375df4a039d01f0307988285bdd74