米ワシントン・ポスト風刺漫画家辞職の背景

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米ワシントン・ポストの風刺漫画家が、トランプ氏を巡る作品の掲載拒否を理由に辞職。報道の自由への懸念が高まる。

要約すると米国の主要な新聞であるワシントン・ポストの風刺漫画家、アン・テルナエス氏が辞職を発表しました。

辞職の理由は、彼が描いた風刺画が同紙のオーナーであるアマゾン・コムの創業者、ジェフ・ベゾス氏に掲載を拒否されたことにあります。

この風刺画は、トランプ次期大統領にひざまずくベゾス氏の姿を描いており、米国のIT大手企業のトップがトランプ氏に取り入る様子を批判する内容でした。

具体的には、ベゾス氏やメタのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏がトランプ氏の像に現金の袋を差し出すシーンが描かれていました。

テルナエス氏は、ソーシャルメディアを通じてこの出来事を公表し、「報道の自由にとって危険なことだ」と強く批判しました。

彼は2008年からワシントン・ポストで活動しており、ピュリツァー賞を受賞した実績もあります。

テルナエス氏によれば、これまでに漫画が掲載拒否されたことは一度もなかったとのことです。

また、同紙は昨年11月の大統領選に向けて、いずれの候補も支持しない姿勢を示しており、その結果、編集幹部の辞職や多くの電子版購読の解約が相次ぐなど、内部での批判が高まっていました。

この辞職は、報道の自由や表現の自由に関する議論を再燃させるものとなっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a389d7b74712dce04293fb8fda230a31b3000ff4

ネットのコメント

米ワシントン・ポストの風刺漫画家が辞職した背景には、表現の自由やメディアの影響力に関する多くの意見が寄せられていました。

コメントの中には、風刺画を描く際にオーナーや資本家に対する配慮が必要であるという意見があり、特に他人を侮辱する行為がオーナーに向けられると許されないという指摘がありました。

このような状況は、風刺画のクリエイターにとって難しい選択を強いるものであり、今後はオーナー側が喜ぶような風刺を描くべきだという意見も見受けられました。

また、トランプ氏に関する風刺が多く取り上げられる一方で、他の資本家に対する風刺が行われなかったことに疑問を呈するコメントもありました。

特に、バイデン大統領や他の著名な資本家に対する風刺がなぜ行われなかったのかという点が指摘され、表現の自由が制限されているのではないかとの懸念が示されていました。

さらに、表現の自由についての議論もあり、漫画家の思想信条が明確に表れてしまうことが問題視される意見もありました。

誹謗中傷や名誉棄損のリスクを避けるために、オールドメディアの傘の下に入ることを望む意図があるとの見解もありました。

最後に、辞職が潮時であったとの意見や、今後の活動に期待する声もありましたが、風刺の行き過ぎについての懸念も残っていました。

このように、風刺漫画家の辞職は、表現の自由やメディアの役割についての重要な議論を呼び起こす出来事であったと言えるでしょう。

ネットコメントを一部抜粋

  • 下げたくなくても仕事の為には頭を下げなければならない時もある
  • 遅ればせながら社会の構図を学習できて良かったな
  • 表現の自由なのかもしれないが自らの思想信条を露骨に表に出したら駄目でしょ。

  • 結局オーナーが大金持ちの商売人になるとこうなるってこと。

  • 潮時だったんだよ。

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