函館の保護者会「函館アカシヤ」が30年続く中で、不登校の子どもへの理解と親の心のケアが重要と強調。
代表の土谷結花さんは、自身の息子も不登校だった経験を元に、親が気持ちを楽にすることが子どもに良い影響を与えると訴えている。
アカシヤは1993年に設立され、月に1度の茶話会や専門家の講演会を通じて、約100人のメンバーが集まり、悩みを共有している。
土谷さんは、息子が小学3年生の時に不登校になり、最初は「学校に行かせなければ」と焦っていたが、息子が「学校がサメに見える」と語ったことで、学校への恐怖心が根本的な問題であることに気づく。
以降は、息子の好きなことを支援することで親子関係が改善し、息子は通信制高校を卒業し、現在はリモートで動画作成の仕事をしている。
最近のアカシヤでは、登校を強いるのではなく、生活面での悩みを抱える親が多くなっている。
土谷さんは「それぞれの形でいい」と語り、親が元気になることが重要だと強調している。
また、文部科学省によると、全国で不登校の小中学生は増加し、2023年度には34万人を超えたという。
通学を無理強いしない親が増えていることも、その背景にあると考えられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/60ae5e3cbdbd00e7acc4b0c329cda6365405d778
コメントでは、不登校に対する理解や親の心のケアの重要性が強調されていました。
多くの人が、不登校を必要以上に重く受け止める必要はないが、放置することも良くないと考えていました。
特に、親が子どもの気持ちを尊重し、無理に学校に行かせるのではなく、家庭で学ぶべきことを教える場を提供することが大切だとされていました。
さらに、不登校から社会に出て成功した人々の体験談をもっと発信することが、親に安心感を与えるといった意見もありました。
実際に不登校を経験した人々の中には、親のサポートがあったからこそ立ち直れたという声も多く、親が気持ちを楽にすることが重要だとされていました。
また、社会全体で不登校についてオープンに話し合う必要性も指摘され、親も子どもも不登校に対する情報が不足している現状を改善することが求められていました。
全体として、親が焦らずに子どもと向き合い、安心できる環境を整えることが、子どもの成長にとって重要であるという意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
無理に学校へ行く必要はないかもしれないが、学ぶべきことは大事です。
不登校から社会に出た方々の体験談をもっと発信してほしい。
親の気持ちを楽にすることが非常に重要だと思います。
不登校でも自分に合った学びの場を見つけられる時間だと思います。
不登校についてオープンに話し合うことが大切だと思います。