東京消防庁が出初め式を開催し、地震に備えた訓練を実施。約2900人が参加し、ドローンを活用した被害状況の確認や救助活動を行った。
要約すると2023年1月6日、東京消防庁は東京都江東区の東京ビッグサイトで新春恒例の出初め式を開催しました。
この式典には約2900人の消防職員や消防団員が参加し、首都直下地震を想定した訓練も行われました。
訓練では、複数の建物が倒壊し火災が発生するシナリオの元、消防士たちは迅速に対応するための準備を整えました。
式典では、吉田義実消防総監が挨拶を行い、1995年の阪神大震災と地下鉄サリン事件から30年が経過したことに言及しました。
彼は「教訓を次世代へ継承し、あらゆる災害に対応できる強靱で持続可能な組織を築く」と述べ、今後の防災活動の重要性を強調しました。
訓練では、昨年10月に新設された「多摩指揮隊」が指揮を執り、ドローンを使用して被害状況を確認しました。
さらに、消防士たちは放水やヘリコプターによる救助活動を行い、実践的な訓練を通じて災害時の連携を強化しました。
出初め式は、東京消防庁が地域の安全を守るための意識を高める重要な機会となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6116105701ce7cf8544234cfa60cdf89420826ea