新宿で全国の名物駅弁が集結。駅弁業界の苦戦を乗り越え、イベントを通じて新たなファン層を獲得しようとしています。
要約すると現在、東京・新宿の京王百貨店で全国各地の名物駅弁が集まるイベントが開催されています。
このイベントは、駅弁を広く知ってもらう機会として重要な役割を果たしていますが、駅弁業界は近年、苦戦を強いられています。
特に、鉄道の高速化や東海道新幹線の車内販売廃止により、車内で駅弁を食べる人が減少しているため、駅弁大会を通じて駅弁の魅力を再認識してもらおうとしています。
今回のイベントは60回目を迎え、名物駅弁を目当てに多くの来場者が集まっており、過去には会期中に7億円を売り上げた実績もあります。
特に人気を集めているのが、北海道・森駅の「いかめし」。
これはイカの中に米を詰め、秘伝のタレで煮込んだもので、80年の歴史を誇ります。
この「いかめし」を販売するのは、3代目社長の今井麻椰さんで、彼女はSNSを活用して駅弁の魅力を発信し、若い世代にその良さを伝える努力をしています。
今井さんは、駅弁が日本の文化としてもっと浸透するように、全国の駅弁イベントに参加し、新商品開発にも取り組んでいます。
今井さんは「いかめしが兄弟のような存在」と語り、駅弁の魅力を次世代に伝える使命感を持って活動しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/19fc9b6045aa18a7d6e6a1983fc7c2324d26c2e1