トランプ氏がUSスチールの売却に疑問を呈し、日本製鉄の買収に反対の意向を示しました。関税強化がアメリカ製造業復活の鍵と主張しています。
彼は「USスチールはなぜ今、売却したいのか」と問いかけ、日本製鉄による買収に否定的な見解を示しました。
トランプ氏は6日、USスチールが関税によって収益力が高まり、価値ある企業になるはずであると主張しながら、そのタイミングでの売却は理解できないと述べました。
彼はアメリカの製造業を復活させるためには関税の引き上げが必要だと考えており、これによりUSスチールの買収は不要だという認識を示しています。
また、トランプ氏は「かつて世界で最も偉大だったUSスチールが再び偉大になることを導くことは素晴らしい」と強調し、その実現が近いと訴えました。
先月にはUSスチールの買収に対して「全面的に反対」と表明しており、彼の立場は一貫しています。
トランプ氏の発言は、アメリカの製造業政策や貿易に関する議論を再燃させる可能性があり、今後の展開が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/03852f91c6f062a97f26bdd14fb09de22a8be7b0
トランプ氏がUSスチールの売却に疑問を呈したことに対するコメントでは、関税の効果や企業再生の複雑さが強調されていました。
多くのコメント者は、アメリカ・ファーストの考え方には賛同しつつも、単に関税を上げるだけでは企業の再生には不十分であると指摘しました。
特に、関税が国内競争には効果的でも、輸出には影響を与えないとの意見がありました。
さらに、USスチールの経営状況についてトランプ氏やバイデン氏が十分に理解していないのではないかという懸念も表明されていました。
日本製鉄への買収が進む背景には、アメリカ側の無責任さや経済政策の不備があるとの声もあり、経営者の利益が優先される懸念が示されました。
また、関税が万能ではないという意見や、明確な理論がない反対意見に対する批判もありました。
全体として、トランプ氏の発言はアメリカの製鉄業界や日米関係に対する複雑な問題を浮き彫りにしていると多くのコメント者が感じているようでした。
ネットコメントを一部抜粋
関税を上げて守ってやる。
そうすれば価値を上げられる。
本社機能をアメリカに移し、輸出利益をアメリカでの利益として算出して税金払うならアメリカ国民の一員として迎えてやろう。
関税を上げればすぐに収益が上がる？そうかもしれないが、それだけではどうにもならない。
新日鐵のOBが日中友好会館の理事とか、日中経済協会の顧問してて、中国のトップとも仲良いってのが最大のネックなんじゃ。
関税は、国内競争には有効だが、輸出には効果がない。