ウクライナ外務相が北朝鮮製ミサイルの解析結果を発表。西側製部品が多数発見され、制裁が効いていないと指摘。国際社会の対応が求められる。
このミサイルは、2023年末からウクライナへの攻撃に使用されており、回収されたミサイルの破片には西側諸国製の部品が多数含まれていたことが明らかになりました。
シビハ外務相は、公式Xで「とんでもないことだ」と述べ、プーチン大統領と金委員長が依然として西側製の部品にアクセスできる状況を問題視しました。
これにより、ウクライナ政府は同盟国に対し、経済制裁と輸出規制の強化を求める声を上げています。
ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」によると、ミサイルはハルキウ攻撃などに使用されたとされていますが、今回の解析結果は、国際的な制裁が十分に機能していないことを示唆しています。
シビハ外務相は、これらの部品が最近製造されたものであることを強調し、制裁の効果を疑問視しました。
国際社会は、北朝鮮とロシアの関係が続く中で、さらなる対策を講じる必要があるとされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0571f8e01791e826eb33306aa89f3a34401f6688
コメントでは、北朝鮮製ミサイルの部品に多くの米国製や欧州製の部品が使用されていることが指摘され、制裁が効果を発揮していないのではないかとの懸念が表明されていました。
特に、制裁対象の製品が第三国を経由して流入している事例が挙げられ、国際的な協力がなければ制裁の効果は薄いとの意見が多く見受けられました。
また、部品の流通経路を完全に監視することは難しいという実情も述べられ、特に民生品の部品が軍事利用される可能性についての懸念もありました。
さらに、経済制裁は効果が薄いという歴史的な見解や、部品の供給が世界的な経済の中でどう影響を受けるかについても議論されました。
全体として、制裁の実効性や国際的な協力の重要性が強調され、北朝鮮のミサイル開発に対する懸念が広がっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
制裁対象の製品がどうロシアに流入しているかアメリカのメディアがルートを追跡していた。
使用されていた部品の75%は米国の企業製、16%はヨーロッパの企業で、残りがアジア企業だった。
経済制裁はあってもなくてもあんまり変わらない。
部品を動かすなら、いくらでも抜け道は作れるのではないか。
結局のところ、輸出規制は全世界が協力しなければ意味を成さないと思います。