FTX EU買収の非合法性を巡る論争

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FTXの破産管財人が、バックパックによるFTX EUの買収を「非合法」と主張している。バックパックは債権者への弁済計画を発表したが、破産管財人はその権限がないと強調。FTX EUはバックパックEUに名称変更され、顧客資金の再分配を行う予定。

要約するとFTXの破産管財人が、暗号資産取引所バックパックによるFTX EUの買収が「非合法」であると主張している。

この買収は、FTXおよびその関連会社であるアラメダ・リサーチの元従業員によって設立されたバックパックによって行われたもので、破産管財人は、バックパックがアメリカの破産裁判所の承認を受けていないため、FTXの顧客や債権者への資金弁済プロセスに関与していないと述べている。

バックパックは、FTX EUの債権者に対する弁済計画を発表し、規制された暗号資産デリバティブサービスを運営する計画を発表したが、破産管財人はこのプロセスにバックパックが関与する権限がないと強調している。

2024年3月には、破産裁判所がFTX EUの売却を承認したが、バックパックはこの取引がグルーン氏とマツケ氏からのものであると説明している。

さらに、バックパックはキプロスの金融規制当局CySecの承認も得ており、2024年6月までには正式な公的記録に反映される予定である。

バックパックはFTX EUの名称をバックパックEUに変更し、元FTX EU顧客の資金の再分配を担当するとしている。

グルーン氏は、FTXとバックパックの間に直接的な関係はないことを明確にしつつ、FTX EUがバックパックEUに名称変更された後、顧客資金の分配が行われることを示唆している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f38d172adea79db1bc5f7332ce4846c1eb8bf50f

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