アトレティコ・デ・マドリードがバルセロナの選手登録に反対。サラリーキャップの遵守を求め、フットボールのルールを守る重要性を強調。
バルセロナは、サラリーキャップの超過問題を解決できず、ラ・リーガとスペインフットボール連盟(RFEF)から選手登録を認められませんでしたが、スペイン政府のスポーツ上級委員会(CSD)が暫定措置として登録を許可しました。
この決定に対し、アトレティコは、バルセロナが他のクラブが遵守するサラリーキャップ制を無視することは危険な前例を作ると警告しています。
アトレティコの指揮官ディエゴ・シメオネは、この決定がフットボールのルールに疑問を呈し、現在のシステムを脅かすものだと考えています。
彼は、ラ・リーガの財政コントロールがスポーツ法に含まれ、保護されるべきものであると強調し、アトレティコは他のクラブと同様に財政規則を守ってきたと述べました。
また、アトレティコは過去数年にわたり、競争力を維持するために大きな努力をしてきたとし、今回の政治的介入がルールを無視する扉を開く危険性を指摘しました。
アトレティコは、明確で平等なルールがなければ正当な競争は存在し得ないと主張し、今後も責任ある経営を続ける意向を示しています。
ラ・リーガのサラリーキャップ制度は、過去のクラブの倒産問題を踏まえ、健全な経営を促進するために設けられたものであり、各クラブは人件費を予算の約70%に制限しなければなりません。
アトレティコは昨夏、7000万ユーロの増資を行い、DFロビン・ル・ノルマンやMFコナー・ギャラガーなどの大型補強を実現しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d00f6075e6cd2d4008b645dd419a816abe41038a
バルセロナの選手登録に対する反対意見が多く寄せられており、特に経営面やルール遵守の重要性が強調されていました。
コメントの中では、サラリーキャップを守らないことが将来的な破産につながる可能性が指摘され、資金調達の方法についても疑問が呈されていました。
バルセロナが大型補強を行う一方で、他のチームが厳格な経営を行っていることから、不公平感が強まっているとの意見もありました。
また、バルセロナがルールを破ることで悪しき前例を作り、他のチームにも同様の特例が認められる危険性があると懸念されていました。
特に、選手たちの未来を考えるべきであり、バルセロナはルールに従って登録を諦めるべきとの意見が多く見られました。
公平な競争を維持するためには、全チームが同じルールで競うことが重要であり、今回の件はその根本を揺るがすものであるとの声が上がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
サラリーキャップを守らないと破産する前例になりますね。
公然と行われたひいきの介入には公平感が全くないと思います。
力があるチームは何をしても許されるという、悪しき前例を作ることになる。
超法規的措置を認めてばかりでは収拾がつかなくなると思います。
公平な競争だから見てる方も熱くなれると思います。