ヤマハ発動機は「東京オートサロン2025」で電動小型ビークル「DIAPASON C580」シリーズやフォーミュラEマシンを展示します。特に、農作業向けのFork 1やTOYO TIREとのコラボモデルFork 2が注目され、2026年の販売を目指しています。
特に注目されるのは、業務用途を想定した2人乗りの電動小型ビークル「DIAPASON(ディアパソン)C580」シリーズです。
このシリーズは、高速移動ではなく、限られた範囲内での低速移動や作業を目的としています。
バギー風のデザインが特徴で、ホンダの着脱式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」を使用しており、高トルクのモーターにより悪路でも力強い走行が可能です。
展示されるのは「DIAPASON C580 Fork 1」と「DIAPASON C580 Fork 2」の2車種で、Fork 1は農作業向け装備を施し、ドーザーやトレーラーを装備しています。
これは小型特殊免許を持つ高齢者の利用も考慮されており、2026年中の販売開始を目指しています。
一方、Fork 2はTOYO TIREとコラボしたモデルで、特に静音性が高く、屋内外での作業用車両としての需要が期待されています。
また、ヤマハは2024-2025年シーズンからフォーミュラEに参戦し、同社の電動パワートレーンを供給する「ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム」のマシンも展示されます。
コンパクトでありながら迫力のある外観のフォーミュラEマシンは、モーターのパワフルさを想起させる魅力があります。
これらの展示は、ヤマハの電動ビークル技術やフォーミュラEへの取り組みを示す重要な機会となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7a68bd167bc9343c01c72916a37c1da7a8adfadd