ロシアに派遣された北朝鮮軍兵士に関する情報がSNSで広がり、真偽が疑問視されている。専門家は装備の信憑性を疑い、国際社会は北朝鮮の動向を注視している。
要約すると最近、ウクライナにおけるロシアの軍事活動に関連して、北朝鮮軍兵士が派遣されたとの報道が各国の情報機関から発表され、SNS上でその真偽に関する投稿が相次いでいる。
米政府系ラジオ「自由アジア放送」は、北朝鮮関連のテレグラムチャネルに掲載された写真を紹介し、そこにはロシア国旗と北朝鮮の人民共和国旗が描かれたバッジを付けた軍服や、金日成と書かれた名札が確認されたと報じた。
また、北朝鮮軍兵士にはロシア製のAK12小銃が支給されているとの情報も伝えられている。
しかし、専門家はこれらの装備が本物の北朝鮮軍のものでなく、レプリカである可能性が高いと指摘している。
特に、韓国の市民団体の事務局長は、金日成という名前の使用が北朝鮮では非常に危険であることを強調し、装備の質についても疑問を呈している。
さらに、SNS上では北朝鮮軍兵士がロシア製の軍服や武器を紹介する動画も拡散されているが、その真偽は不明である。
別のテレグラムチャネルには、逮捕されたとされる北朝鮮軍兵士の動画も公開されているが、その情報も確認されていない。
米シンクタンクの専門家は、北朝鮮軍の派兵に関するSNS投稿の信憑性に疑問を持ちながらも、韓国と米国が北朝鮮軍の存在を確認したことが重要であると述べている。
このように、SNS上での情報が混乱を招いている中、国際社会は北朝鮮の動向に注目している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d30aa0f0dc7fc627bf49dc23360dac52f50acf93