日産の新コンセプトカー「Vision Qe」は次期スカイラインの可能性を秘め、和の美意識を取り入れたデザインが特徴です。量産化に向けた期待が高まっています。
2023年10月24日に日本で披露されたこの車は、量産化を前提にしたデザインが特徴で、米国のキャントン工場で生産される予定のインフィニティ初のEVとして位置づけられています。
デザインは、日本の伝統的な美意識を取り入れ、「翔」「粋」「傾く」という和のキーワードにインスパイアされており、ダイナミズムや洗練された形状、並外れた感覚を呼び起こす塗装が施されています。
特に、シャドーブルーの塗装には金箔やカーボンナノチューブが使用され、光の当たり方によって異なる表情を見せる独特の奥行き感があります。
ボディデザインは流麗で、4ドアクーペスタイルが印象的です。
ビジョンQeの開発には、従来のクレイモデル作成を省略し、デジタル製作から直接プロトタイプを作成する新しい手法が採用されています。
現在販売されている日産の「スカイライン」は、北米ではインフィニティ「Q50」として知られていますが、2024年8月にはQ50がラインナップから外れる見通しで、ビジョンQeが次期スカイラインとしての役割を担う可能性が高まっています。
日産はスカイラインを決してあきらめないという姿勢を示しており、今後の展開が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/87fceb2ea5234622b9234f24096efcd96f03bd0d
コメントの内容では、日産の新型「Vision Qe」が非常に魅力的なコンセプトカーであることが称賛される一方で、実際の市場投入が見込めないことに対する不満が多く寄せられていました。
特に、日産がコンセプトモデルの発表ばかりに注力し、実際のモデルチェンジや新車の投入を怠っていることが問題視されていました。
過去の経営方針が影響しているとの意見もあり、新興国市場への偏重や北米市場でのモデルチェンジの停滞が指摘されていました。
さらに、ユーザーを騙すような広告や派手な発表が続く中で、実車の開発や販売にもっと力を入れるべきだとの意見も多く見受けられました。
特に、ホンダとの経営統合が市販化に影響を及ぼす可能性が高いとの懸念があり、スカイラインを再び庶民の手に届く車にすることが望まれていました。
デザインに関する意見も多く、特にフロントデザインに対する批判が目立ち、「子供の落書き」との表現もありました。
全体として、日産に対して現実的なモデルの開発を期待する声が強く、過去の栄光に頼るのではなく、新たな挑戦が求められているとの認識が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
コンセプトカーは素晴らしいが、商品にしないのだから今の状態になる。
日産のビジョンを真剣に見つめ直し発信していく必要があると思います。
実現もしないこんな派手な事をぶち上げたり、ユーザーを騙すようなCMばかりやったり。
ホンダがNOと言うでしょうから販売は無理かと思います。
早くコンセプトカーそっくりのスカイラインを予約販売しなさいって。