藤井聡太王将と永瀬拓矢九段の王将戦が始まった。両者は過去に多くの対戦を重ね、藤井王将が優位だが、初の2日制対局に注目が集まる。
要約すると将棋界の注目の対局が始まった。
藤井聡太王将(22)が永瀬拓矢九段(32)と対戦する「第74期ALSOK杯王将戦七番勝負」が1月11日に静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で開幕した。
この対局は両者にとって4度目のタイトル戦であり、2日制の番勝負は初めての試みとなる。
振り駒の結果、先手は永瀬九段に決定した。
藤井王将は2016年に四段に昇段し、数々のタイトルを獲得してきた。
2023年度には史上初の全八冠独占を達成し、2024年には棋聖・王位の2つの永世称号を獲得する見込みだ。
王将戦には2021年度から挑戦し、渡辺明王将を4-0で下して初タイトルを獲得。
その後も羽生善治九段や菅井竜也八段を相手に防衛を果たし、現在はタイトル戦での連覇記録を更新中である。
一方、永瀬九段は2009年に四段昇段し、竜王戦や順位戦での活躍が目立つ。
王将リーグでは5勝1敗でプレーオフを勝ち上がり、4期ぶりの挑戦権を獲得した。
両者はこれまでの公式戦で藤井王将が18勝7敗と優位に立っているが、永瀬九段は「負けない将棋」に徹し、持将棋や千日手をいとわないスタイルが特徴だ。
藤井王将は、永瀬九段の強さを知りつつ、準備やコンディションの整え方を意識して臨むと述べている。
持ち時間は各8時間の2日制で、今後の対局が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/efb854b7fc31301c55b7bcd541f0157a5a9da0e7