LenovoがTrackPointなしの新型ThinkPad X9を発表。主に他社からの乗り換えユーザーをターゲットにし、タッチパッドの利便性を重視した設計が特徴です。
このシリーズは、14型の「ThinkPad X9 14 Aura Edition」と15.3型の「ThinkPad X9 15 Aura Edition」の2モデルから成り、主に他社製品からの乗り換えユーザーをターゲットにしています。
開発責任者の塚本泰通氏によれば、TrackPointを外した理由は、他社製品に慣れたユーザーにとって、より大きなクリックパッドの方が使いやすいと判断したためです。
これにより、ThinkPad X9は新規ユーザー向けのフラグシップモデルとして位置づけられています。
ThinkPadシリーズでは20年以上にわたり、TrackPointとタッチパッドのデュアルデバイスが採用されてきましたが、今回のX9ではタッチパッドの面積を確保するためにTrackPointを外す決断がなされました。
塚本氏は、既存のThinkPadユーザー向けのモデルにはTrackPointが引き続き搭載されると明言しており、TrackPointが完全に消えることはないと強調しています。
さらに、ThinkPad X9は新しいデザインと機能を取り入れています。
例えば、エンジンハブと呼ばれるメッシュ状の底面カバーや、ハプティックフィードバックを持つクリックパッド、スマートフォン用CMOSセンサーを採用したカメラなどが特徴です。
これにより、ビデオ会議の映像品質が向上し、また冷却性能も改善されています。
スピーカーはマジックテープで固定されるユニークな設計になっており、音質向上にも寄与しています。
このように、ThinkPad X9は新しい方向性を示す製品であり、今後のThinkPadの進化を象徴しています。
TrackPointの有無にかかわらず、ThinkPadの基本的な価値を伝えることを目指した製品として注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ff363dfa398f83fcc2be749cdddba8a47c897617
TrackPointなしのThinkPad X9に関するコメントでは、長年ThinkPadを使用してきたユーザーがTrackPointの便利さを再確認しつつ、新しいモデルに対する不安や疑問を表明していました。
特に、TrackPointを愛用しているユーザーは、その機能がないモデルに対して購入意欲が低いことが目立ちました。
タッチパッドを使っているユーザーは、マウスを併用することが多く、TrackPointがない場合の作業効率に不安を感じているようです。
また、既存の顧客を切り捨てて新規顧客を呼び込む戦略には、魅力が不足しているとの意見もありました。
特に、TrackPointを重視するユーザーが多い中で、これを外す理由について疑問を持つ声が多く見られました。
観測気球としての意味合いがあるとも指摘され、売れ行きによって今後の展開が変わる可能性が示唆されました。
全体として、TrackPointなしのThinkPadに対しては懐疑的な意見が多く、ユーザーのニーズをしっかりと捉えた製品開発が求められていると感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
まぁ自分もTrackPointが便利でThinkPad長年使ってるが
自ら武器を捨てて、今の市場で勝てる算段があると言うのなら発売すればいいんじゃね。
そもそもTrackPointがいらない人は他のIdeaPadとかのシリーズを買うだろうし
まあ観測気球だよね
トラックポイントキーボード買うくらい好きだから、ついてないThinkPadは買わないな。