新たな米原子力空母の艦名決定とその背景

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アメリカが新たに建造する原子力空母2隻の艦名が「ビル・クリントン」と「ジョージ・W・ブッシュ」に決定。進水は10年以上先の見込み。

要約するとアメリカ大統領府は2025年1月13日、新たに建造する原子力空母2隻の艦名を「ビル・クリントン」と「ジョージ・W・ブッシュ」と発表しました。

これはバイデン大統領の決定によるもので、これらの艦名はジェラルド・R・フォード級空母に適用されます。

「ビル・クリントン」は5番艦(艦番号CVN-82)に、「ジョージ・W・ブッシュ」は6番艦(艦番号CVN-83)に付与される予定です。

しかし、これらの艦はまだ発注されておらず、未起工の状態です。

アメリカで原子力空母を建造できるのは、バージニア州のニューポート・ニューズ市にあるハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)の造船所のみです。

HIIの社長クリス・カストナーは、2028会計年度にCVN-82の受注を望んでいると述べており、実際の進水や就役は10年以上先になる見込みです。

ビル・クリントンは第42代大統領、ジョージ・W・ブッシュは第43代大統領で、両者ともに2期8年務めたことが特徴です。

今回の艦名決定を受けて、両元大統領は謙虚に受け止めているとのことです。

また、ジョージ・W・ブッシュの父である第41代大統領ジョージ・H・W・ブッシュは、すでにニミッツ級原子力空母の10番艦に命名されており、2009年に就役しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9b04abaaac66a3f9cc6b2e96a252cf85aa223b3d

ネットのコメント

新たに命名された米国の原子力空母が「ブッシュ」となり、これに関する多くのコメントが寄せられました。

特に、父・ジョージ・H・W・ブッシュと子・ジョージ・W・ブッシュの艦が同時に現役となることで、混乱が生じる可能性が指摘されました。

一部のコメントでは、親子の空母が並ぶ光景が見られるかもしれないという期待感も表現されていました。

また、歴代大統領の名前を艦名にする慣習についても言及され、政治的な影響力や国民性が反映されているとの意見がありました。

このような命名に対して、特定の大統領の名前が選ばれることに対する賛否が分かれ、特にニクソン元大統領の名前が今後艦名に使われることはないだろうという意見がありました。

さらに、日本の艦船命名文化と比較するコメントもあり、歴史的背景や国民性の違いが浮き彫りになりました。

全体として、艦名に込められた意味や文化的な側面についての興味深い議論が交わされていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 歴代大統領の名を命名するのが慣わしのようなお国柄だから別に驚きもしないが、
  • こうして見ると、「ウォーターゲート事件」の主人公になったニクソンの名はこれからも永久に命名させることは無いな。

  • 日本が空母を造るなら『ほうしょう』の名前を受け継いでほしい!
  • 流石に子ブッシュまで付けるのマズくないかね。

  • 米軍は原子力空母に絶対的な自信があるのでしょうね。

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