楽天とドコモは、ポイント事業での提携を模索したが、最終的に破談。競争力を高める可能性があったが、交渉は進展せず幻に終わった。
要約すると楽天グループとNTTドコモは、過去にポイント事業での提携を模索していたが、最終的には破談に至った。
提携交渉は2015年3月に始まり、楽天のポイント責任者笠原和彦がドコモの前田義晃に協力を提案したのがきっかけである。
ドコモは共通ポイント事業への参入を控えており、楽天の提案は意外なものであったが、笠原はTポイントに対抗するために後発同士の協力が必要だと考えていた。
両社の関係は良好で、楽天はドコモの通信網を利用した格安携帯事業にも参入していた。
交渉は具体化し、双方のトップが顔を合わせるまで進展したが、基本合意書の締結直前に合意が得られず、最終的には提携が頓挫した。
ドコモが楽天と提携していれば、通信業界での競争力が大いに高まった可能性があったが、結局は「ボタンの掛け違い」により幻の提携となった。
この経緯は、ポイント経済圏における競争の激化を物語っており、今後の両社の動向にも影響を与えるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/56816e83692966a99314c819b4066f7342d386d9