サム・アルトマン氏が設立した「ワールド」の認証ユーザーが1,000万人を突破。2024年には2,000万人を目指し、独自のブロックチェーンやIDシステムの導入が進行中。
この発表は、同プロジェクトの公式Xアカウントから1月10日に行われました。
さらに、2024年にはユーザー数が2,000万人を超える見込みです。
特に、「ワールドID(World ID)」を通じて、10,194,037人が人間であることを証明したことが強調されています。
「ワールドID」は、ユーザーが本物の人間であることを証明するためのデジタルパスポートであり、虹彩スキャンを用いて取得されます。
プロジェクトには、独自のレイヤー2ブロックチェーン「ワールドチェーン(World Chain)」が導入されており、高速で低コストの取引が可能です。
このチェーンでは、「ワールドID」を持つユーザーのトランザクションが優先される仕組みも整っています。
さらに、ワールドコイン財団が導入した「SMPC(Secure Multi-Party Computation)」システムにより、個人情報の秘密保持と虹彩コードの削除が実現され、情報は暗号化されて複数の信頼された当事者に分散されます。
昨年10月には「AMPC(Anonymized Multi-Party Computation)」が導入され、個人情報が匿名化される仕組みが整いました。
また、10月には「ニューワールド(New World)」というイベントで、5G接続やプライバシー機能を強化した「オーブ」の新バージョンや、「ワールドアプリ3.0」のリリースが発表され、プロジェクト名が「ワールドコイン」から「ワールド」に変更されたことも報告されています。
これらの取り組みを通じて、「ワールド」は今後も成長を続けることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/081121ce67b6128f281a989985257960585c4558