スズキの新型SUV『フロンクス』は、日本とインドの環境に応じたインテリアデザインが特徴。ボルドー色の配色に工夫が凝らされています。
要約するとスズキが発表したコンパクトSUV『フロンクス』は、グローバル市場を意識したデザインが特徴です。
特にインテリアにおいて、日本とインドの異なる環境条件を考慮した配色が施されています。
スズキの商品企画本部四輪デザイン部の江口奈津美さんは、光の入り方の違いがカラーの見え方に影響を与えることを指摘し、日本の明るい日差しとインドのくすんだ光の違いに配慮したと説明しています。
具体的には、日本で開発されたボルドー色をインドで確認し、現地の環境に適した調整を行いました。
たとえば、助手席前のコンビネーション加飾部分では、日本仕様がパールブラックなのに対し、海外仕様は黄みの艶消しサンドシルバーを採用しています。
この変更は、空間を引き締めつつ、洗練された印象を与えるための工夫です。
また、ドアのインナー部分も日本と海外で異なり、海外モデルではボルドー色のレザー調部分が強調されていますが、日本ではそのエリアを小さく調整し、質感を際立たせる工夫がされています。
これらのデザインの違いは、スズキが各市場のニーズに応じた商品開発を行っていることを示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d0f7d9cb8c84af1c22f24ef25417408dcae57877