エラス・ヴェローナがアメリカの『プレシディオ・インベスターズ』に買収され、セリエAの8番目のアメリカ人オーナークラブに。新会長にはイタロ・ザンジ氏が就任。
要約するとエラス・ヴェローナがアメリカのプライベートエクイティ会社『プレシディオ・インベスターズ』に買収され、アメリカ人オーナーが保有するセリエAの8番目のクラブとなりました。
この発表は15日に行われ、クラブの100％の株式が現オーナーのマウリツィオ・セッティ氏から取得されました。
新たに会長に就任するイタロ・ザンジ氏は、以前にASローマやFOXスポーツ・アジアのマネージングディレクター、メジャーリーグベースボール副社長を歴任した実力者です。
セッティ氏はフットボール運営のシニアアドバイザーとしてクラブに残り、スポーツディレクターのショーン・ソリアーノ氏と共にクラブの運営を支援することになります。
『プレシディオ・インベスターズ』のマネージング・パートナーであるクリスチャン・プスカシウ氏は、クラブの買収に際して「エラス・ヴェローナの買収を発表できることを大変うれしく思います」とコメントし、クラブの歴史とコミュニティへの貢献を強調しました。
エラス・ヴェローナは1903年に創設され、1984-85シーズンにはセリエAでの優勝を果たした名門クラブですが、2000年代初頭にはセリエCに降格する時期もありました。
しかし、セッティ氏の体制下ではセリエAに定着し、今回の買収が新たな可能性をもたらすと期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6796b2dfec5651f2f14513fc71278d25d4c96478