和歌山県が南海トラフ地震に備え、図上訓練を実施。関係機関が連携し、具体的な対応策を検討しました。
要約すると和歌山県は15日、南海トラフ巨大地震の発生に備えた図上訓練を県庁南別館で実施しました。
この訓練では、巨大地震が発生してから24時間後の状況を想定し、陸上自衛隊、海上保安庁、県警などの関係機関が連携して対応策を検討しました。
約100人が参加し、各グループに分かれて活動調整やヘリコプターの運用、産業保安や燃料調整など具体的な対策を議論しました。
特に、災害拠点病院への燃料供給の優先、救援部隊の人員調整、山林火災への対応、通行止めに対する迂回路の策定などが重点的に検討されました。
訓練は、陸自の実動演習「南海レスキュー2024」との協働で行われ、情報は地図やモニター上に集約されました。
県災害対策課の担当者は、今回の訓練が災害時に何を行うべきかを整理し、具体的な対策を考える重要な場であることを強調しました。
今後もこのような訓練を通じて、災害対応能力を高めることが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2105a3d173340dd8c4d2636c3219d477c43ed699