バイビットがインドでのサービスを一時停止。規制当局への登録を進め、数週間内に再開予定。
この決定は、インドの規制当局の動向を受けたもので、1月10日に同社の公式サイトで発表されました。
具体的には、1月12日8:00(日本時間17:00)から、インドのユーザーによる新たな取引開始、プラットフォーム上の製品へのアクセス、暗号資産及び法定通貨の入金、全てのキャンペーンに関する新しいタスクや進行中のタスクが一時的に停止されました。
また、同日時にインドルピー(INR)に関するP2P広告も削除されましたが、出金は引き続き可能です。
さらに、コピー取引や取引ボットに関しても、1月13日5:00(日本時間14:00)前に全てのマスターフォロワー関係がキャンセルされ、取引ボットも終了することになります。
バイビットは、インドでの仮想デジタル資産サービスプロバイダー(VASP)としての登録を進めるために、これらの措置を講じたとされています。
この登録は数週間以内に完了する見込みで、完了次第、インドでのサービスが再開されるとのことです。
なお、バイビットのCEOであるベン・チョウ(Ben Zhou)氏は、昨年12月にマレーシア証券委員会から事業停止を命じられ、フランスの規制当局からも資産引き出し及び保管サービスを停止するよう指示されています。
また、バイビットは日本国内でも金融庁から無登録での暗号資産交換業に関して警告を受けています。
これらの動きは、バイビットが各国の規制に適応しようとする中での一環と考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/98ff89f6d1da701d0c1e137c2121c35501f1f69d