韓国で尹大統領への支持が変化し、弾劾反対の声が増加。野党批判が強まり、李在明氏の弾劾訴追が焦点に。次期大統領選挙に影響の可能性。
この変化は、これまでの尹大統領に対する非難から、野党・共に民主党への批判へとシフトしている。
尹大統領は、与野党の対立が続く中で戒厳令を発令したが、これは民主主義国家において極めて不適切な行動とされており、韓国の歴史的背景から市民の強い拒否反応を引き起こしている。
特に、戒厳令は過去の軍事政権下での市民弾圧を思い起こさせるため、国民にとって敏感な問題である。
一方、共に民主党の李在明氏は、尹大統領の行動を利用し、弾劾訴追の機会を狙っている。
李氏は、公職選挙法違反で懲役刑を受けているが、控訴審の判決が出る前に尹大統領に対する弾劾を進め、次期大統領選挙に向けた準備を進めている。
李氏が立候補できれば、支持率は33%に達しており、次点の候補者を大きくリードしているため、当選の可能性が高いと見られている。
このように、韓国の政治情勢は複雑で、世論の変化が今後の選挙に大きな影響を与えることが予想される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3a8aeafda7b57d5ab40bc0fa82ee62288ef0a0be
韓国の世論は、尹大統領に対する支持と不支持が交錯しており、国民の意識が非常に不安定であることが指摘されていました。
多くのコメントでは、現在の政権が抱える問題は過去の政権の影響によるものであると認識されておらず、現政権に全ての責任を押し付ける傾向が強いとされていました。
特に、前政権の放漫政策が影響を及ぼしているにもかかわらず、国民はそれを理解せず、今の大統領に対して厳しい目を向けているという意見が多く見受けられました。
また、政治的な対立が激化し、デモが民主主義の一環とされることに対して疑問を持つ声もあり、選挙で選ばれた大統領を簡単に弾劾することが果たして民主主義なのかという意見がありました。
さらに、韓国の政治状況が非常に不安定であり、国民が感情に流されているため、法治よりも大衆の気分が優先される傾向があるという批判もありました。
こうした状況の中で、野党の動きが政権に影響を与えていることや、国民がメディアの情報に対して敏感になり、本物のジャーナリズムを求める声が高まっていることも指摘されていました。
全体として、韓国の政治状況は複雑で、国民の意識の変化が今後の政権の行方に大きく影響する可能性があると考えられていました。
ネットコメントを一部抜粋
何が問題かって、この国の国民の意識がブレブレだからですよ。
共に民主党は、国民世論の変化を気にして国民の表現の自由等を圧迫していると聞きました。
韓国人が不思議なのは、選挙で選ばれた大統領をデモでクビにすることを誇らしく思ってることだな。
なぜ戒厳令を出したかについては、どの有識者による分析からも「わけが分からない」という戸惑いが伝わってきます。
この世論の動きは理解できる。
日本でも自民党を監視して掣肘出来るくらい強い野党は必要だと思う。