衆院選当日、約4割の投票所が終了時間を繰り上げる可能性が報じられ、著名人からは投票を促す声が上がる中、SNSでは怒りの声が広がっています。
投票日当日の朝、著名人からの投票呼びかけが続々と投稿され、「国民の義務」や「投票終了」といったキーワードがトレンド入りしました。
俳優の大沢たかお氏や実業家の三木谷浩史氏、シンガーソングライターのスガシカオ氏らが、自らのフォロワーに投票を促すメッセージを発信しました。
特にスガ氏は、投票にかかる時間が短いことを強調し、選挙参加を呼びかけました。
一方で、投票所の閉所時間が繰り上げられることについては、多くのユーザーが疑問を抱いています。
公職選挙法では、投票所の開所時間を2時間、閉所時間を最大4時間繰り上げることが可能ですが、読売新聞の報道によれば、これは投票立会人の負担軽減や職員の時間外手当削減を目的としているとのことです。
このような措置に対して、俳優の高岡蒼佑氏や演出家の夏井孝裕氏は、投票権が奪われることは許されないと主張し、選挙の公正さを訴えています。
女優の毬谷友子氏も、投票所の早じまいについて強い不満を示し、「選挙は国民のためのものであるべき」との意見を述べています。
これらの反応は、選挙の透明性や公正性を求める国民の声を反映しており、今後の選挙制度の見直しが必要であることを示唆しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/050e1bdc1b1f293f0a49603b43415da1c91d2a3d
衆院選当日の投票所の終了時間繰り上げに対する国民の反応は、選挙の重要性や投票率の低下を懸念する声が多く寄せられました。
特に、経費削減や立会人の負担軽減を理由にした時間短縮に疑問を呈する意見が目立ちました。
コメントの中には、投票率が下がることで特定の政党に有利になるのではないかという懸念もあり、政治的な思惑が働いていないことを願う声もありました。
また、マイナンバーカードを使った自宅投票や、スマホアプリによる投票の提案もあり、投票環境の改善を求める意見もありました。
さらに、事前告知の不足や地域差についても指摘され、特に田舎では投票所の閉鎖時間が早まることが多く、開票作業の負担を軽減するための措置だと理解する声もありました。
しかし、投票時間の短縮が民主主義の基礎である投票権の行使を妨げるのではないかという懸念も強く、全国一律の運用を求める意見も見受けられました。
このように、投票所の終了時間繰り上げに対する反応は多様であり、選挙制度の改善や投票環境の見直しが求められる状況にあるといえます。
ネットコメントを一部抜粋
今回の選挙は国の選挙なので、費用は全額、十分なぐらい委託費で国から支給される。
マイナンバーカードを使って自宅から投票できるようにならないのかな？
ただでさえ、今回は投票用紙送付が遅れたところが多い。
選挙には莫大な税金が使われる。
投票時間の繰り上げは今に始まったわけでなく、今回からというのはそんなに多くないと思います。